清水建、前期経常を33%上方修正、配当も3円増額


 清水建設 <1803> [東証P] が4月25日後場(13:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常損益を従来予想の540億円の黒字→716億円の黒字(前の期は198億円の赤字)に32.6%上方修正した。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の353億円の黒字→529億円の黒字(前年同期は249億円の赤字)に49.8%増額した計算になる。

 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の35円→38円(前の期は20円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 <個別業績予想> 売上高は、国内建築及び国内土木工事の施工が順調に進捗し、前回予想に比べ完成工事高が増加する見込みとなったことから、715億円の増加で見込みます。 利益については、完成工事高の増加に加え、国内土木工事の採算改善などにより完成工事総利益が増加する見込みとなったことなどから、前回予想に比べ、営業利益は90億円、経常利益は106億円、当期純利益は51億円の増益で見込みます。 なお、完成工事利益率は、前回予想の7.5%(建築7.1%、土木8.8%)に対し、7.9%(建築7.3%、土木10.3%)となる見込みです。<連結業績予想> 個別業績予想の修正理由に加え、国内の建設子会社において、工事採算が改善し完成工事総利益が増加する見込みとなったことなどから、営業利益は前回予想に比べ150億円、経常利益は176億円、親会社株主に帰属する当期純利益は60億円の増益となる見込みです。(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在入手可能な情報に基づいて作成しています。実際の業績は、様々な要因により予想値と異なる可能性があります。

  当社は、長期的発展の礎となる財務体質の強化と安定配当を基本方針とし、成長により稼得した利益を連結配当性向40%を目安に還元する方針としております。 この方針のもと、今回の通期業績予想の修正に伴い、期末配当予想を前回予想の17円50銭から3円増配の20円50銭に修正いたします。 これにより、年間配当予想は、前回予想の35円から3円増配の38円となります。


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