第一実、前期経常を8％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も7円増額

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　第一実業 <8059> [東証Ｐ] が4月25日後場(15:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の125億円→135億円(前の期は90億円)に8.0％上方修正し、増益率が38.8％増→49.9％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の62.8億円→72.8億円(前年同期は59.7億円)に15.9％増額し、増益率が5.3％増→22.0％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の85円→92円に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2025年２月26日公表の連結業績予想の達成に向け改めて精査した結果、エナジーソリューションズ事業をはじめ、その他のセグメントにおいてもさらに収益を伸ばしていることから、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益がいずれも前回公表値を上回る見込みとなり、上方修正するものです。　※上記の業績予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。

　　当社は、株主に対する利益還元を経営の重要政策の一つとして位置付けており、長期計画「Ｖ２０３０」にて掲げた目標の実現に向けた、成長投資を含む今後の事業展開及び安定配当の継続等を総合的に勘案の上、親会社株主に帰属する当期純利益の30％を配当性向の目安として、業績に応じた適正な配当を実施することを基本方針としております。　当期の期末配当予想につきましては、上記の基本方針により、普通配当を７円増配の１株当たり43円とさせていただきます。これにより、当期の期末配当予想につきましては、特別配当８円と合わせて、１株当たり51円となる予定であります。　なお、本件につきましては2025年６月24日開催予定の当社第102期定時株主総会の決議を経て実施する予定であります。