小森、前期経常を10%上方修正、配当も13円増額


 小森コーポレーション <6349> [東証P] が4月25日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の68億円→75億円(前の期は67.9億円)に10.3%上方修正し、増益率が横ばい→10.3%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の53.9億円→60.9億円(前年同期は48.1億円)に13.0%増額し、増益率が12.0%増→26.6%増に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の55円→68円(前の期は60円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
   2025年3月期連結業績予想の修正理由は次の通りです。売上高は、想定為替レートより実績為替レートが円安で推移しており増収側の影響を受けましたが、収益認識が翌期にずれ込んだものがあり、前回予想より2.1%の減少となりました。営業利益については、価格改定の効果が想定を上回り、また為替が想定より円安で推移した効果も加わり原価率が改善し、さらに販売管理費用が減少したことなどの影響を受け、前回予想より4.5%増益となりました。経常利益については営業利益段階での増加に加えて、想定為替レートより実績為替レートが円安で推移し為替差損が予想より減少したことなどの影響により前回予想より10.3%増益となっています。親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益段階での増加に加え、税効果会計の税区分変更により法人税等調整額が減少したことなどの影響を受け、前回発表予想から18.0%増益となる見通しです。※業績予想数値につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものです。実際の業績等は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

   当社は、株主の皆様に対し安定かつ充実した利益還元を継続的に行うことを最重要課題の一つと認識して おり、第7次中期経営計画期間中(2025年3月期~2027年3月期)は総還元性向50%、最低配当額40円としております。本日発表しました2025年3月期業績見通しの修正に伴い、期末配当予想につきましては前回予想を修正し、13円増配して48円とさせていただきます。中間配当20円と合計すると、1株当たりの年間配当予想は68円となります。


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。