タカラトミー、前期経常を7%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も8円増額


 タカラトミー <7867> [東証P] が5月9日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の225億円→240億円(前の期は178億円)に6.7%上方修正し、増益率が26.4%増→34.8%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の106億円→121億円(前年同期は104億円)に14.1%増額し、増益率が1.6%増→15.9%増に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の56円→64円(前の期は50円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2024年5月公表「中長期経営戦略 2030」の重点戦略である年齢軸・地域軸拡大の推進により、「トミカ」「デュエル・マスターズ」「ガチャ」「ぬいぐるみ」等の販売が伸長するとともに、2025年1月より展開をスタートした「ディズニー・ロルカナ・トレーディングカードゲーム」の販売が拡大しました。また、キデイランドでは、原宿店・梅田店をはじめとした旗艦店やキャラクター専門店、催事展開が好評を博すなど、日本セグメントの好調が継続しました。さらに、アジアセグメントにおいても「トミカ」をはじめとした販売が堅調に推移したこともあり、売上高は2,500億円と前回発表予想を上回り過去最高となる見込みです。 また、利益面については、売上高の増加にともなう売上総利益の伸長等により、いずれも前回発表予想を上回り、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに過去最高となる見込みです。

  上記連結業績予想の修正に記載のとおり、2025年3月期における親会社株主に帰属する当期純利益は、前回発表予想に対し18億円増益となる163億円を計上する見込みとなりました。増益にともない、2024年5月公表の株主還元方針のもと、2025年3月期の期末配当予想を前回発表予想の1株当たり28円から8円増配の36円とすることを本日の取締役会で決議いたしました。これにより1株当たりの年間配当金は64円となります。なお、本件につきましては、2025年6月の定時株主総会に付議する予定であります。【業績等の予想に関する注意事項】 この資料に記載されております業績等の予想数値につきましては、現時点で得られた情報に基づいて算定しており、多分に不確実な要素を含んでいます。実際の業績は、今後の様々な要因により予想数値と異なる場合があります。


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