ウィルG、前期最終を30%下方修正


 ウィルグループ <6089> [東証P] が5月9日大引け後(15:30)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。25年3月期の連結最終利益を従来予想の16.4億円→11.5億円(前の期は27.7億円)に29.6%下方修正し、減益率が41.0%減→58.4%減に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結営業利益は従来予想の22.9億円→23.3億円(前の期は45.2億円)に2.1%上方修正し、減益率が49.4%減→48.3%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の11.3億円→6.4億円(前年同期は13.7億円)に42.8%減額し、減益率が17.6%減→52.8%減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上収益につきましては、国内Working事業の建設技術者領域を中心に堅調に推移し、また、海外Working事業で円安によるプラスの為替影響がありましたが、国内Working事業のコールセンターアウトソーシング領域の低迷により、前回の予想をわずかに下回る見込みとなりました。 営業利益につきましては、海外Working事業で上記の減損損失の計上が見込まれるものの、政府補助金収入があったことや、建設技術者領域を中心に国内Working事業が好調であったことにより、前回の予想を上回る見通しとなりました。 一方で、当期利益、親会社の所有者に帰属する当期利益につきましては、上記の減損損失に係る税効果が見込めないこと等の理由により、前回の予想を下回る見通しとなりました。


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