フマキラ、前期経常を一転10%減益に下方修正


 フマキラー <4998> [東証S] が5月12日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の29億円→25.2億円(前の期は27.9億円)に13.1%下方修正し、一転して9.9%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13.3億円→9.5億円(前年同期は10.3億円)に28.5%減額し、一転して7.6%減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (連結業績) 連結売上高につきましては、海外が現地通貨で増加し、加えて円安の影響も受け増収となった一方で、国内の売上が減少したことにより、前回発表予想を下回る見込みです。 利益面につきましては、販管費はほぼ計画どおりとなりましたが、連結売上高の減少による粗利減から営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも前回発表予想を下回る見込みです。(個別業績) 個別売上高につきましては、主力の殺虫剤において、残暑が長引き販売期間が延びた結果、返品が減少したことに加え、国内市場自体の拡大もあり売上が伸長しました。一方で越境ECの売上が計画を下回ったため、国内売上高全体では前回発表予想に対し減収となる見込みです。 利益面につきましては、原材料価格の高騰、円安による仕入コストの上昇などが一巡し、価格転嫁が進んだことからほぼ計画どおりの原価率となり、販管費の削減、受取配当金などの増加もあり、経常利益は前回発表予想を上回る見込みです。 加えて、2025年3月期及び今後の業績動向を勘案し、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、回収可能と判断される金額が増加したことから、当期純利益は前回発表予想を上回る見込みです。※上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の経済・事業環境の変動等の事業リスクや不確定要因により、予想数字と異なる場合があります。


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