クリップ、前期最終を一転赤字に下方修正


 クリップコーポレーション <4705> [東証S] が5月13日午前(10:30)に業績修正を発表。25年3月期の連結最終損益を従来予想のトントン→7500万円の赤字(前の期は8700万円の黒字)に下方修正した。ただ、通期の連結経常利益は従来予想の600万円→4200万円(前の期は5900万円)に7.0倍上方修正し、減益率が89.8%減→28.8%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の6100万円の黒字→1400万円の赤字(前年同期は1億0300万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当連結会計年度におきまして、少子化の影響等による入会者数の減少から、岐阜エリアを中心とする当社の連結子会社である螢雪ゼミナールの平均生徒数が予想比130名減(5.1%減)で推移しており、連結の利益に大きな影響を与えております。各校舎の収益性の悪化から、減損損失を53百万円計上し、さらに繰延税金資産の取崩しにより法人税等調整額を43百万円計上しております。人件費等費用の削減等により、連結営業利益は、予想比10百万円の増加、連結経常利益は、予想比583.1%増となりましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は、予想比75百万円減少となりました。 個別業績におきましては、人件費等費用の削減等により、経常利益は予想比64.2%増、当期純利益は予想比95.5%増となりました。 なお、配当金額につきましては、1株当たり45円の予想を据え置いております。


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。