アゼアス、前期経常を一転30%減益に下方修正


 アゼアス <3161> [東証S] が5月30日大引け後(16:00)に業績修正を発表。25年4月期の連結経常利益を従来予想の4.6億円→2.1億円(前の期は3億円)に52.9%下方修正し、一転して29.5%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した11-4月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.9億円→1.5億円(前年同期は1.4億円)に61.8%減額し、増益率が2.7倍→2.7%増に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1) 連結業績予想の修正理由 主力の防護服・環境資機材事業におきましては、一般産業分野や感染対策分野における個人用保護具の需要が堅調に推移した一方、改正労働安全衛生規則等の施行による化学物質管理体制の強化を受けた化学防護服等の受注が当初予想に届かず、事業売上高は前年を上回ったものの、期初計画を下回りました。また、ヘルスケア製品事業におきましては、昨年は在庫調整にあったドラッグストア等一般消費者向けの受注が大幅に回復しているほか、製薬分野や介護施設向けのマスク、感染症対策ガウンキットの販売等、新規開拓が進む一方で、工場の生産効率向上にも努めた結果、採算は改善傾向にありますが、新たな販路での売上増加も途上にあり、同事業は、黒字化するまでには至らず、今期も営業損失を計上する見込みです。ライフマテリアル事業におきましては、食品等クリーン分野や医療等サービスユニフォーム向け副資材の受注は堅調であった一方、スクール、ワーキング等ユニフォーム分野は、猛暑やメーカー在庫調整等の影響により、受注が伸びず、期初計画を下回りました。 以上の結果、売上高は前回発表予想額より1,001百万円減少の8,027百万円、営業利益は262百万円減少の191百万円、経常利益は244百万円減少の217百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は111百万円減少の199百万円に各々修正いたします。(2)個別業績予想の修正理由 修正理由につきましては、(1)の連結業績予想の修正理由と同様の理由です。●期末配当予想について 今回の業績修正に伴う期末配当予想(1 株当たり23.00円)の修正はありません。(注)上記に記載されている業績見通し等将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。


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