本日注目すべき【好決算】銘柄 エニーカラー、gumi、プラスゼロ (11日引け後 発表分)



 6月11日の引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 エニーカラー <5032> [東証P]  ★今期経常は190億~200億円、5円増配へ
 ◆25年4月期の経常利益(非連結)は前の期比31.4%増の162億円に拡大して着地。続く26年4月期の同利益は190億~200億円(中央値での前期比は20.3%増)となる見通しとなった。前期は所属Vチューバーの人気の高まりやグッズ企画自体の魅力によってコマース領域の収益が大きく伸びた。今期はコマース領域で魅力的なグッズ企画を増やすほか、プロモーション領域では大型IPコラボなどを実施する計画。
  併せて、今期の年間配当は前期比5円増の70円に増配する方針とした。配当方針を変更し、配当性向30%以上を目安に設定。

 テンポスHD <2751> [東証S]  ★今期経常は25%増で2期ぶり最高益更新へ
 ◆25年4月期の連結経常利益は前の期比6.5%減の28.7億円になったものの、続く26年4月期は前期比25.4%増の36億円に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は主力の厨房機器販売が新規出店や客単価上昇を背景に増収増益を確保するほか、あさくま <7678> の客数増加や値上げ効果などで飲食事業が大きく伸びる。

 gumi <3903> [東証P]  ★前期経常は21億円の黒字に急浮上
 ◆25年4月期の連結経常損益は21億円の黒字(前の期は45.1億円の赤字)に浮上して着地。26年4月期の業績見通しは開示しなかった。前期はモバイルオンラインゲーム事業で開発・運用体制の大幅な見直しに伴うコストの適正化を進めたことに加え、保有する一部暗号資産の時価上昇に伴う暗号資産評価益20.2億円を計上したことも利益を大きく押し上げた。
  併せて、SBIホールディングス <8473> と共同で上場暗号資産の運用ファンドを組成すると発表。

 イムラ <3955> [東証S]  ★2-4月期(1Q)経常は42%増益で着地
 ◆26年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比42.1%増の5.1億円に拡大して着地。官公庁需要の増加や新規案件の獲得によってメーリング&デジタルソリューション事業が大きく伸びたことが寄与。固定費や年金制度の一部改定に伴う退職給付債務の減少も大幅増益につながった。
  通期計画の11億円に対する進捗率は46.4%に達しており、業績上振れが期待される。

 プラスゼロ <5132> [東証G]  ★上期経常は2.1倍増益で上振れ着地
 ◆25年10月期上期(24年11月-25年4月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.1倍の2.9億円に急拡大し、従来予想の2.2億円を上回って着地。AIなど最新技術への関心が高まる中、製造業や情報通信業向けのソリューション提供を中心にプロジェクト型の契約件数などが堅調に増加し、37.2%の大幅増収を達成した。

株探ニュース


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