日本コンセプ、今期経常を一転11%減益に下方修正、下期配当を見送り


 日本コンセプト <9386> [東証P] が6月30日大引け後(17:30)に業績・配当修正を発表。25年12月期の連結経常利益を従来予想の32.7億円→25.5億円(前期は28.8億円)に22.0%下方修正し、一転して11.3%減益見通しとなった。
 同時に、1-6月期(上期)の連結経常利益も従来予想の15.3億円→8.8億円(前年同期は15億円)に42.6%下方修正し、一転して41.4%減益見通しとなった。

 また、TOBに伴い、従来40円としていた今期の下期配当を見送る方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  中国の化学品生産能力の拡大が続く中、年明け以降、輸出入取引における競合が厳しくなったことにより、収益率の低い案件が期初の想定よりも増加したほか、国内輸送においても、取扱本数が目標を大きく下回って推移していることなどから、米国関税による輸送需要減少が懸念される状況下、収益回復への努力、オペレーションの効率化、ならびに、高圧ガス事業の着実な成長をもってしてもこれを補完することは困難と判断し、2025 年12 月期第2四半期(累計)連結業績予想及び通期連結業績予想を下方修正することといたしました。

  当社は、本日開催の取締役会において、本公開買付けに賛同の意見を表明するとともに、当社の株主の皆様に対しては、本公開買付けへの応募を推奨することを決議いたしました。なお、上記取締役会決議は、公開買付者が本公開買付け及びその後に予定されている一連の手続を経て当社を完全子会社とすることを企図していること、並びに当社株式が上場廃止となる予定であることを前提として行われたものです(詳細については、本日付で別途公表いたしました「MBO の実施及び応募の推奨に関するお知らせ」をご参照ください。)。 当社は、株主の皆様への安定配当の維持を基本方針とし、収益の状況をベースに事業環境、業績見通し、更には配当性向等の諸般の状況を総合的に勘案し、利益還元を決定することを基本としております。しかしながら、本公開買付けの終了予定日とされている 2025 年8月13 日以降を基準日とした配当を行う場合、本公開買付けに応募する株主の皆様と本公開買付けに応募しない株主の皆様との間に経済的差異が生じる可能性があります。そこで、当社は、株主の皆様の間で公平性を確保する観点から、本日開催の取締役会において、本公開買付けが成立することを条件に、2025 年 12 月期の配当予想を修正し、 2025 年 12 月期の期末配当を行わないことを決議いたしました。


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