エアトリ、今期最終を2.4倍上方修正

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　エアトリ <6191> [東証Ｐ] が7月1日大引け後(17:40)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。25年9月期の連結最終利益を従来予想の5億円→12億円(前期は20.1億円)に2.4倍上方修正し、減益率が75.2％減→40.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結最終損益も従来予想の4億円の赤字→2.9億円の黒字(前年同期は9.9億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　連結業績予想の発表（2024年11月14日）以降、当社グループは、2024年9月期より上場後の第３ステージ「エアトリ“次のステージへ”」が継続し、中長期成長戦略「エアトリ5000」及び成長戦略「エアトリ2025」を推進しています。国内旅行需要及び海外旅行需要の増減にあわせた戦略的なマーケティング投資の継続、UI/UX改善による利便性の向上と各種プロモーションを実施することで収益を拡大するとともに、旅行事業以外の既存事業の成長継続と更なる事業ポートフォリオ構築を推進し、エアトリグループは戦略的に「エアトリ経済圏」を構築・強化しています。　外部環境の影響もあり、エアトリ旅行事業での成長鈍化があるものの、エアトリグループ全体として成長投資・事業ポートフォリオの拡大を断続的に実行し、堅調に利益の積み上げを継続しております。2025年9月期の第２四半期の営業利益は1,535百万円となり、前回発表後の業績予想に対して好調な推移となっております。また、期首時点で既存・新規事業での成長投資や非連続的な成長のためのM&Aや資本業務提携を見込んでの業績予想としていますが、これまでの投資やM&A等の実施状況も踏まえて、通期業績予想の見通しを変更するに至りました。　以上より、2025年９月期の通期の連結業績予想は、営業利益及び各段階利益の増加が見込まれることから、前回公表した業績予想を修正いたしました。（注）上記業績予想につきまして、現時点で入手可能な情報に基づき判断及び仮定を行っており、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。