ＯＳＧ、上期経常は9％減益で着地、今期配当を28円増額修正

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　ＯＳＧ <6136> [東証Ｐ] が7月10日大引け後(15:30)に決算を発表。25年11月期第2四半期累計(24年12月-25年5月)の連結経常利益は前年同期比8.8％減の99.1億円に減り、通期計画の220億円に対する進捗率は45.1％にとどまり、5年平均の51.8％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常利益は前年同期比34.9％増の120億円に拡大する計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の60円→88円(前期は60円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.7％減の57.6億円となったが、売上営業利益率は前年同期の13.8％→14.1％に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は2025年３月に創立88周年目を迎えました。これもひとえに、株主の皆様をはじめステークホルダーの皆様の長年のご支援の賜物によるものと、心より感謝申し上げます。つきましては、感謝の意を表すため、2025年11月30日を基準日とする１株当たり28円の記念配当を実施いたします。これにより、2025年11月期の１株当たりの期末配当金は、普通配当32円に記念配当28円を加えた60円（中間配当28円と合わせた年間配当金は88円）となる予定であります。なお、2025年１月16日に公表したとおり、当社及び当社子会社の対象社員にそれぞれ88株の当社株式を譲渡制限付株式として付与することを決議し、2025年６月30日に払込手続が完了しております。本期末配当金につきましては2026年２月20日に開催予定の第113回定時株主総会に付議させていただく予定であります。