Jテック・C、前期経常を一転65%減益に下方修正


 ジェイテックコーポレーション <3446> [東証P] が7月11日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年6月期の連結経常利益を従来予想の3.6億円→1億円(前の期は3.1億円)に70.2%下方修正し、一転して65.2%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.9億円→3.3億円(前年同期は5.2億円)に43.1%減額し、一転して35.4%減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2025年6月期連結業績予想の売上高につきまして、オプティカル事業においては超高精度品の製造に想定を上回る工数を要したことによる製造遅延やユーザーにおける計画変更によって受注時期が想定より遅れたことなどが要因となり、当初予想数値を下回る見通しとなりました。特に第4世代放射光施設向けの高精度ミラーについては研究開発要素が多く含まれており、当初見積もりを超えた工数を要した影響を受けたものとなります。また、ライフサイエンス・機器開発事業及びその他事業(電子科学)においては、主力製品・戦略製品の販売を計画しておりましたが、計画を達成する販売実績に至りませんでした。社会的または技術的な課題解決に向けて、ライフサイエンス事業の自動細胞培養装置や機器開発事業の次世代加工研磨装置、電子科学の昇温脱離分析装置などの当社グループが提供する製品に対するユーザーの関心は高く、国内外の販路拡大に努めてまいりましたが、ユーザーにおける計画変更や技術的な課題解決などの影響を受け、当初予想数値を下回る見通しとなりました。そのため当社グループの当期連結売上高は当初予想数値を27.1%下回る見通しとなりました。利益面につきましては、販管費を計画対比で約14%削減したものの、売上高の減少による粗利益低下によって営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも前回発表予想を下回る見通しとなりました。当社グループは固定費の比率が高く、利益構造として売上高の水準に対する利益額への影響度が大きいことから今回の利益水準に至ったものです。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値とは異なる可能性がございます。


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