10万円以下で買える、連続増益＆低PBR 25社【スタンダード】編 ＜割安株特集＞

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　少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ＳＢＩ証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。

　東証スタンダード上場企業では788銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は直近の業績予想で経常利益が2期以上連続で増加を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。

　下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額80億円以上、(3)今期の経常利益が2期以上連続で増加を見込む、(4)PBRが0.8倍未満――――を条件に投資妙味が高まる25社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは11日現在)

　11日(金)に配信した「10万円以下で買える、連続増益＆低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。

　　　　　　　　　　　最低投資　 ┌経常利益┐　　　増益　 　　
コード 銘柄　　　　　　　 金額　増益率　　今期 連続期数　　PBR
<9980> ＭＲＫＨＬＤ　　　 8900　　57.6　　1100　　　　2　 0.60
<9380> 東海運　　　　　　32400　　21.1　　 895　　　　2　 0.52
<8285> 三谷産業　　　　　37000　　11.1　　2950　　　　3　 0.48
<8135> ゼット　　　　　　42000　　 2.1　　1300　　　　2　 0.56
<7702> ＪＭＳ　　　　　　43400　　16.7　　 600　　　　2　 0.26

<1848> 富士ＰＳ　　　　　51100　　51.6　　1290　　　　3　 0.73
<7987> ナカバヤシ　　　　51500　　43.4　　3175　　　　3　 0.49
<5268> 旭コン　　　　　　63100　　 3.3　　 630　　　　3　 0.68
<7212> エフテック　　　　66400　　 103　　6200　　　　4　 0.24
<1420> サンヨーＨ　　　　68300　　54.2　　1800　　　　2　 0.50

<7266> 今仙電機　　　　　68400　　 135　　1200　　　　3　 0.28
<2735> ワッツ　　　　　　68500　　 5.9　　1300　　　　2　 0.71
<7539> アイナボＨＤ　　　69800　　 2.9　　2550　　　　2　 0.63
<5940> 不二サッシ　　　　71800　　 0.3　　2750　　　　3　 0.39
<5951> ダイニチ工業　　　72000　　 1.8　　1600　　　　2　 0.42

<8772> アサックス　　　　72000　　 1.9　　5272　　　　4　 0.48
<2916> 仙波糖化　　　　　75700　　10.3　　 900　　　　3　 0.73
<3447> 信和　　　　　　　75700　　 1.5　　1520　　　　2　 0.65
<2009> 鳥越粉　　　　　　88500　　 7.8　　1510　　　　2　 0.59
<2344> 平安レイ　　　　　90000　　 9.5　　2066　　　　5　 0.50

<9846> 天満屋ス　　　　　96800　　 1.8　　2450　　　　3　 0.42
<6203> 豊和工　　　　　　97000　　 0.5　　1420　　　　2　 0.62
<5965> フジマック　　　　97800　　 1.2　　3450　　　　4　 0.53
<7875> 竹田ｉＰ　　　　　99700　　 4.9　　1550　　　　2　 0.46
<5356> 美濃窯　　　　　　99800　　10.1　　1850　　　　2　 0.71

※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が％、PBRが倍。
※直近の業績予想が最終赤字、無配の企業は除いた。

株探ニュース