本日注目すべき【好決算】銘柄 データセク、ブロドリーフ、総合商研 (16日引け後 発表分)



 7月16日の引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 データセク <3905> [東証G]  ★非開示だった今期経常は25億円の黒字で4期ぶり最高益更新へ
 ◆非開示だった26年3月期の業績予想は連結経常損益が25.1億円の黒字(前期は6.1億円の赤字)に急浮上し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。AIデータセンター事業で受注が確定した大型プロジェクトの収益を反映した。AIデータセンターサービス利用料として115億円、AIクラウドスタック「TAIZA」の提供に関連する売上高20億円を見込む。

 ブロドリーフ <3673> [東証P]  ★上期最終を23%上方修正
 ◆25年12月期上期(1-6月)の連結最終損益を従来予想の3億円の黒字→3.7億円の黒字(前年同期は0.1億円の赤字)に23.3%上方修正した。セキュリティ強化を目的としたパソコンの買い替え需要が想定を上回ったことに加え、非自動車産業向けにパッケージソフトの販売が好調に推移したことが要因。業務プロセスの効率化を進めたほか、クラウドソフトのサービス品質向上に係る費用が下期に発生する見通しとなったことも織り込んだ。

 総合商研 <7850> [東証S]  ★今期配当を10円増額修正
 ◆25年7月期の年間配当を従来計画の20円→30円(前期は20円)に大幅増額修正した。
  足もとの業績が回復基調で推移し、今期に3期連続の増益を予定していることから利益還元の一環として特別配当を実施する。
  権利付き最終日を今月29日に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。

株探ニュース


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