ザイン、上期経常を赤字拡大に下方修正


 ザインエレクトロニクス <6769> [東証S] が7月22日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常損益を従来予想の3億円の赤字→5.8億円の赤字(前年同期は1.5億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。
 なお、通期の経常利益は従来予想の3.6億円(前期は2.6億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社は当連結会計年度より新たな中期経営戦略「Innovate100」をスタートいたしました。半導体、AI/IoTソリューション等から成る事業ポートフォリオを活かしつつ、今後の経済社会においてAI活用ユースケースの適用加速に寄与する革新的なソリューションを提供し、経済社会の生産性向上に取り組み、2027年度に連結売上高100億円超の実現を目指しております。 当第2四半期連結累計期間においては、LSI事業については、概ね当初の計画通りの進捗となりましたが、AIOT事業において、一部大口顧客の需要減少による受注の減少等により計画を下回る見込みとなりました。これらの結果、当社グループ全体としては売上高および売上総利益が当初計画を下回る見込みです。 販売費及び一般管理費についても、研究開発活動を順調に進めつつコスト削減を進めた結果、全体として計画を若干下回る見込みとなりましたが、上記理由により営業損益についても当初見込みを下回る見込みとなりました。 また、経常損益および中間純損益についても、上記理由に加え、為替が前期末比で大幅に円高に推移したことにより、主に現預金等の保有する外貨建資産の換算差額として為替差損2億17百万円を計上すること等により当初見込みより大幅に下回る見込みとなりました。 なお、当期通期の業績見込につきましては、LSI・AIOT両事業とも当初より下半期に大きく売上を伸展させる計画であり、現在のところ当社を取り巻く環境に大きな変化はないと判断しており、2025年2月5日に公表いたしました業績見込からの変更はございません。今後の事業環境および業績動向を踏まえ、業績予想の修正が必要となった場合には、速やかに開示いたします。


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