日本コークス、上期最終を一転赤字に下方修正、通期も減額


 日本コークス工業 <3315> [東証P] が8月8日後場(14:00)に決算を発表。26年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終損益は11.5億円の赤字(前年同期は7.2億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
 併せて、4-9月期(上期)の同損益を従来予想の6億円の黒字→9億円の赤字(前年同期は22.2億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
 上期業績の悪化に伴い、通期の同損益を従来予想の9億円の黒字→2億円の黒字(前期は139億円の赤字)に77.8%下方修正した。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-1.4%→-3.1%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社コークス事業において、売上高はコークス販売数量の増加などにより前回予想を上回るものの、市況が下落基調を継続する状況下、火災事故により使用が滞っていた割高原料在庫による生産を強いられたことと、主な収支対策効果が下期偏重となることから、2026年3月期第2四半期(累計)連結業績予想につきましては、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は予想を下回る見込みです。 2026年3月期通期連結業績予想については、上述の割高在庫影響が下期においては改善することや、収支対策の効果を見込み、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が改善する見込みです。 老朽化炉対策を含む将来の生産体制の最適化については継続して検討中です。


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。