日本化が急反騰、今期経常を一転微増益に上方修正、配当も14円増額


 日本化学工業 <4092> [東証P]が急反騰。7日の取引終了後、26年3月期の連結経常利益を従来予想の14億円→32億円に2.3倍上方修正。従来の減益予想から一転して0.03%増益見通しとなったことが好感された。

 車載や通信向け電子セラミック材料、触媒向けホスフィン誘導体の需要が増加したほか、想定を上回る円高による原材料調達コストの低下なども寄与し、第1四半期の利益が計画を大幅に上回ったことを反映した。併せて、年間配当を従来計画の106円→120円(前期は92円)に増額修正したことも材料視されているようだ。

株探ニュース


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