スター精、今期経常を一転3%減益に下方修正


 スター精密 <7718> [東証P] が8月12日大引け後(15:30)に決算を発表。25年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比34.7%増の27億円に拡大し、従来の5.4%減益予想から一転して増益で着地。
 しかしながら併せて、通期の同利益を従来予想の53億円→44億円(前期は45.1億円)に17.0%下方修正し、一転して2.5%減益見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比32.4%減の16.9億円に落ち込む計算になる。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比6.5%増の10.7億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の4.5%→6.4%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  第2四半期(中間期)の業績につきましては、主力の工作機械事業では国内市場や欧州市場において販売が低調に推移したものの、中国市場では内需が好調であったことや米国市場において改善がみられたことに加えて為替の円高の影響を受けたことにより、売上、利益ともには前回予想を上回りました。 一方、通期の業績予想につきましては、工作機械事業の中国向けの販売が引き続き好調に推移すると見込まれるものの、その他の地域では米国の通商政策の影響を受けることなどにより当初見込んでいた市況の回復が遅れる見込みであることから、売上は前回予想を下回る見通しであります。また、利益につきましても、売上の減少に伴い前回予想を下回る見通しであります。なお、見通しの前提となる第3四半期以降の為替レートは、米ドルは145円に据え置き、ユーロについては150円から170円に変更しております。 セグメント別の業績予想につきましては、次ページの補足情報をご参照ください。※記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。業績予想につきましては、発表日現在の情報に基 づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。


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