話題株ピックアップ【夕刊】(3):共和工業、デジプラ、ゼネラルパ
■共和工業所 <5971> 6,640円 +630 円 (+10.5%) 本日終値
5日に決算を発表。「5-7月期(1Q)経常は72%増益で着地」が好感された。
共和工業所 <5971> [東証S] が9月5日大引け後(15:40)に決算を発表。26年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比71.9%増の4.1億円に拡大し、5-10月期(上期)計画の4.9億円に対する進捗率は84.9%に達し、5年平均の58.8%も上回った。
■デジタルプラス <3691> 1,511円 +139 円 (+10.1%) 本日終値
デジタルプラス<3691>は後場に入り上げ幅を拡大。正午ごろ、子会社デジタルフィンテックが運営する資金移動業対応「デジタルウォレット」が、新たにインターネット専用のVisaプリペイドカード「Vプリカギフト」と連携すると発表しており、これを好感した買いが流入した。Vプリカギフトは、ライフカード(東京都中央区)が発行するVisaプリペイド。受取先の拡大により、さまざまなPAYサービスを横断的につなぐデジタルマネーのアグリゲーターとしての展開を本格化する。
■ゼネラルパッカー <6267> 3,450円 +290 円 (+9.2%) 本日終値
ゼネラルパッカー<6267>が大幅続伸し上場来高値を更新。前週末5日の取引終了後に発表した26年7月期連結業績予想で、売上高110億円(前期比8.8%増)、営業利益10億9500万円(同2.0%増)と営業増益を見込み、年間配当予想を前期比10円増の120円としたことが好感された。顧客の設備投資需要が引き続き堅調に推移し受注残高は前年から増加していることに加えて、国内外での積極的な販売活動の展開による受注確保を計画していることから増収増益を見込むという。25年7月期決算は、売上高101億800万円(前の期比2.6%増)、営業利益10億7300万円(同7.4%増)だった。なお、営業利益は従来予想の8億6500万円を大きく上回って着地した。
■スマートバリュー <9417> 483円 +34 円 (+7.6%) 一時ストップ高 本日終値
スマートバリュー<9417>が続急騰し年初来高値を更新。前週末5日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を47万株(自己株式を除く発行済み株数の4.52%)、または2億円としており、取得期間は9月8日から11月30日まで。東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を含む市場買い付けにより取得するとしている。
■イルグルム <3690> 688円 +40 円 (+6.2%) 本日終値
イルグルム<3690>が高い。前週末5日の取引終了後に発表した8月度の月次売上高(速報)が前年同月比43.5%増となり、高成長を継続していることが好感された。昨年10月にルビー・グループを連結子会社化したことで、コマース支援事業が同3.3倍となり牽引した。
■さいか屋 <8254> 540円 +28 円 (+5.5%) 一時ストップ高 本日終値
さいか屋<8254>が急伸し一時ストップ高。大和自動車交通<9082>はストップ高の水準でカイ気配となっている。石破茂首相は7日、緊急記者会見を開き、総理大臣を辞任すると表明した。自民党は総裁選を実施するための手続きに入ることとなる。石破首相は総裁選には出馬しない方針を示しており、次期総裁選を巡る情勢が今後の焦点となるが、国内メディア各社によると有力候補として高市早苗前経済安保相とともに、小泉進次郎農相らの名が挙がっている。このうち「進次郎関連銘柄」としては過去の総裁選において物色された経緯から、神奈川県を地盤とする百貨店のさいか屋に投資家の関心が向かっている。また、ライドシェア全面解禁の思惑から、大和自やFIG<4392>、ディー・エヌ・エー<2432>、Will Smart<175A>が物色人気化した。
■アップガレージグループ <7134> 1,200円 +57 円 (+5.0%) 本日終値
アップガレージグループ<7134>が続伸。前週末5日の取引終了後に発表した8月度の月次売上状況(速報)で、直営既存店売上高が前年同月比7.2%増となり、6カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。全国的に気温の高い状況が続くなか、多くの来店客があったことで、中古タイヤホイール、ライダース用品を中心に買い取り及び販売が好調に推移した。なお、FC既存店売上高は同12.3%増だった。
■アルトナー <2163> 2,080円 +96 円 (+4.8%) 本日終値
アルトナー<2163>が後場に上げ幅を拡大した。同社は8日午後2時ごろ、26年1月期第2四半期累計(2~7月)の単独決算を発表した。売上高が前年同期比7.9%増の58億7600万円、最終利益は同14.7%増の7億7000万円だった。最終利益の通期計画に対する進捗率は60%となり、業績を評価した買いが流入した。主力の技術者派遣事業は技術者数の増加に加え、ニーズが上昇基調にあり稼働率が高水準で推移。企業の賃上げ傾向や技術者不足による新卒技術者の初配属単価の向上なども相まって技術者単価も前年同期を上回った。アルトナーは同時にクリップソフト(浜松市中央区)を9月26日に完全子会社化する予定だと発表した。
■インターアクション <7725> 1,402円 +51 円 (+3.8%) 本日終値
インターアクション<7725>は3日続伸。前週末5日の取引終了後に、取引先からイメージセンサ検査関連製品の大口受注を獲得したと発表しており、これを好感した買いが入った。受注金額は5億2900万円で、25年12月から26年2月に売り上げ計上する予定。なお、26年5月期業績予想に与える影響はないとしている。
■ディー・エル・イー <3686> 145円 +5 円 (+3.6%) 本日終値
ディー・エル・イー<3686>が続伸。午後1時30分ごろ、今年8月に開設した、AI技術を導入した新スタジオ「OBETA AI STUDIO」の制作物の地方波レギュラー放送が決定したと発表しており、好材料視された。山陰中央テレビジョン放送(島根県松江市)との共同出資によるミニ番組として制作・放送される。小泉八雲の妻・小泉セツを主人公にしたNHKの連続テレビ小説「ばけばけ」が秋から放送開始されることに伴い、舞台となる松江市そして小泉八雲に注目が集まっていることを受けて、小泉八雲の作品の中から日本に伝わる怪異・奇譚13話を厳選し約3分のミニ番組として制作し、毎週放送するとしている。
●ストップ高銘柄
セイファート <9213> 1,501円 +300 円 (+25.0%) ストップ高 本日終値
関通 <9326> 450円 +80 円 (+21.6%) ストップ高 本日終値
トーイン <7923> 948円 +150 円 (+18.8%) ストップ高 本日終値
大和自動車交通 <9082> 1,135円 +150 円 (+15.2%) ストップ高 本日終値
など、7銘柄
●ストップ安銘柄
abc <8783> 462円 -100 円 (-17.8%) ストップ安 本日終値
など、1銘柄
株探ニュース
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