モビルス、前期経常を一転黒字に上方修正


 モビルス <4370> [東証G] が9月22日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年8月期の連結経常損益を従来予想の600万円の赤字→8200万円の黒字に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

 ※今期から連結決算に移行。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上高について、SaaSサービスにおいては見込み通りの進捗となる一方で、プロフェッショナルサービスのカスタマイズにおいて新規案件の売上計上の遅れが生じたため、売上見通しを引き下げ、前回発表予想と比べ 115百万円減少し、1,854百万円となる見通しです。見込み案件の大型化に伴い案件の創出から受注まで、また受注から課金までのリードタイムが長期化していることが要因であり、2026年8月期においてこれまでに創出した案件パイプラインからの受注獲得・売上計上を目指します。 営業利益および経常利益について、AIエージェント市場の急速な盛り上がりを受けて連結子会社vottiaでの人材採用等の先行投資が当初想定を上回り進捗した一方で、連結での通期営業黒字の達成に向けて以下の取り組みを始めとしたコスト削減施策を全社で推進いたしました。・外部システムの利用コストの削減・非開発部門の生産性改善による人件費増の抑制・期中での人材採用タイミングの後ろ倒し・リファラル採用推進による採用費の抑制 これらのコスト削減施策を含めたコストコントロールの結果、前回発表予想と比べ営業利益は92百万円増加し92百万円、経常利益は88百万円増加し82百万円となる見通しです。 親会社株主に帰属する当期純利益について、経常利益の増加に加え、当社が 50%の持分を有する連結子会社vottiaにて先行投資により赤字業績となっており、当社が有さない持分に相当する損失が非支配株主に帰属する当期純損益へ配分された結果、当社の親会社株主に帰属する当期純利益にプラスとなり、前回発表予想と比べ103百万円増加し、98百万円となる見通しです。 2025年8月期の取り組みを通じて採算性の改善と投資余力の拡大を実現するに至りました。今後は、引き続き採算性を意識しながらも更なる事業拡大に向けた取り組みを加速してまいります。特にコンタクトセンター領域における AIエージェントの活用に対して市場の注目も集まり想定以上の引き合いが見られる中で、連結子会社vottiaの早期事業拡大に向けて積極的な投資を推進いたします。(連結業績予想について) 上記の連結業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。


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