アジャイル、今期最終を赤字拡大に下方修正


 アジャイルメディア・ネットワーク <6573> [東証G] が10月14日昼(12:30)に業績修正を発表。25年12月期の連結最終損益を従来予想の1億7400万円の赤字→1億7700万円の赤字(前期は3億3700万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益も従来予想の8100万円の赤字→8400万円の赤字(前年同期は1億5100万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上高予想修正のうち、当初見込みより減少する主な要因はとしては、まず2025年8月13日付「2025 年12月期第2四半期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ」にて公表しましたとおり、子会社である株式会社インプレストラベルにおける第3種旅行業登録完了の遅れから営業開始のための諸準備が予定より遅延し、営業活動にも影響が生じました。この結果、旅行事業における売上高が当初見込みより187百万円下回る見通しとなっています。他に、アンバサダー事業において営業の遅れ等から、当初見込みより44百万円下回る見通しです。なおアンバサダープログラムの導入件数は当初予想である15件で修正はございません。一方で、当初見込みより増加する主な要因はとしては、2025年3月13日付「株式会社cadreの株式取得(子会社化)に関するお知らせ」にて公表した当社連結子会社である株式会社cadreの売上額、2025年5月26日付「株式会社sayuri‐style の株式取得(子会社化)に関するお知らせ」にて公表した当社連結子会社である株式会社sayuri‐styleの売上額、及び2025年9月30日付「連結子会社による事業の一部譲受及び新たな事業(リユース事業)の開始に関するお知らせ」にて公表した、連結対象子会社であるBTCリンク株式会社によるリユース事業の売上額(※)等その他、合計305百万円が当初見込みより上回る見通しです。※同事業に係る営業利益につきましては、のれん償却費(当期見込み額2,520千円)の計上により相殺されるため、営業利益への影響は見込んでおりません。以上により、売上高が前回予想を上回る見込みとなりました。営業利益につきましては、他事業に比べ利益率の低い小売業の売上構成比が当初通期見込みの27%から63%と増加したことにより全体の利益率が低下したことが主な要因となっています。これらの要因により、営業利益および経常利益、および親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を下回る見込みとなりました。なお、現在当社で保有しているビットコインの評価損益については、上記業績予想に見込んでおりません。以上により、前回発表の業績予想に比べ、売上高は増加し、営業利益及び経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ損失拡大する見込みとなったので、今回の業績予想の修正を行うことといたしました。なお、業績予想の修正が本日となった理由は、連結対象子会社であるBTCリンク株式会社による株式会社玉光堂リユース事業一部譲受け(2025年9月30日開示)後に、当該事業を含む全ての事業においての影響について改めて精査を行った結果、業績予想の修正が必要であると判断したためです。(注)上記の業績予想等の将来に関する記述は、当社が現時点で入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいたものであり、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる結果となる可能性があります。


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