アーレスティ、今期経常を一転28%減益に下方修正


 アーレスティ <5852> [東証P] が10月28日後場(15:00)に業績修正を発表。26年3月期の連結経常利益を従来予想の31億円→22億円(前期は30.4億円)に29.0%下方修正し、一転して27.7%減益見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の連結経常損益も従来予想の16億円の黒字→10億円の黒字(前年同期は5.3億円の赤字)に37.5%下方修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当第2四半期(中間期)の売上高は、ダイカスト事業アジアにおいて、中国自動車市場における競争激化等により一部主要顧客の販売減少に伴い受注量が減少しましたが、ダイカスト事業日本においては、国内自動車生産の回復等に伴い受注量が増加しました。これら事業セグメントごとの変動を踏まえた結果、全体としては前回予想と同水準の売上高となる見通しです。営業利益については、ダイカスト事業北米(米国工場)において、人件費等の製造コスト上昇影響により収益性が低下しましたが、ダイカスト事業日本においては、受注量の増加と生産体制の合理化により増益の見通しです。また、ダイカスト事業アジア(中国工場)においても受注量は減少したものの、生産体制の合理化や固定費の削減が奏功した結果、事業セグメントごとの変動はありますが、全体としては前回予想と同水準の営業利益となる見通しです。経常利益は、為替差損4.5億円の計上等により前回予想を下回る見通しですが、親会社株主に帰属する中間純利益については、2025年7月31日付で公表した「連結子会社(孫会社)の異動(持分譲渡)完了及び特別利益の計上に関するお知らせ」のとおり、関係会社株式売却益11億円(前回予想には8億円織り込み済)の計上並びに上記の法人税等調整額(益)4億円の計上等により、前回予想と同水準となる見通しです。また、通期連結業績予想につきましても、当第2四半期(中間期)までの業績動向及び為替並びに各事業セグメントにおける最新見通しを反映し修正いたします。今回の業績予想の修正に伴う1株当たり配当予想(中間16円・期末16円の合計32円)の変更はありません。(注)本資料に記載されている業績見通し等は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。


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