岩塚製菓、上期経常を19%下方修正、通期も減額
岩塚製菓 <2221> [東証S] が10月28日大引け後(15:30)に業績修正を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の26億円→21億円(前年同期は33.5億円)に19.2%下方修正し、減益率が22.6%減→37.5%減に拡大する見通しとなった。
上期業績の悪化に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の27億円→22億円(前期は39.6億円)に18.5%下方修正し、減益率が31.9%減→44.5%減に拡大する見通しとなった。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
米菓業界では、年度当初は米菓自体の値頃感を背景に概ね好調に推移いたしましたが、人件費や物流費が増加傾向にあるなか、主原料の米を筆頭に原材料価格の上昇が顕著となり、コスト面において厳しさを増す環境となっております。 このような状況下において、当社では、主力商品(TOP6+2)に集中しシェア拡大を推し進めた結果、当連結会計年度第1 四半期の売上高は、計画を上回る7,124 百万円(前期比119.4%)と伸長、損益面では、原材料の高騰等を受け製造原価が上がり利幅が薄くなったものの、営業利益は293 百万円と増益を保つことができました。 第2四半期に入ると、長引く猛暑により一時的に米菓需要の伸び悩みが見られましたが、認知度向上に努め主力商品に注力する営業施策が奏功し、当中間連結会計期間全体では売上高は前年を上回りました。しかし、主原料である米の大幅なコストアップ等を吸収するまでには至らず、損益的には後退を余儀なくされました。この結果、現時点における中間連結会計期間の業績は、売上高13,580 百万円、営業利益150 百万円となる見通しにあります。また、同期間の経常利益は、係る営業利益の修正に加え当社が保有しているWANT WANT CHINA HOLDINGS LIMITED.の期末配当金が当初見込みを下回ったことから、2,100 百万円に予想額を修正、親会社株式に帰属する純利益は1,500 百万円と見込んでおります。 今後、第3四半期以降については、第3四半期が米菓需要のトップシーズンとなるなか、プロモーション施策など主力商品の販売活動を一層強化徹底して売上高の確保を図るとともに、損益面では年度前半に実施した価格改定の効果や備蓄米の活用等から回復傾向を示せるものと考えております。このため通期の売上高および営業利益については、期初計画を据え置き達成に努めてまいります。また、通期の経常利益および親会社に帰属する当期純利益につきましては、半期の業績見込みを踏まえ、上記のとおり業績予想を修正いたします。※ 上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づき作成したものであり、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
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