AREHD、今期最終を34%上方修正、配当も40円増額


 AREホールディングス <5857> [東証P] が10月29日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比64.3%増の108億円に拡大し、従来予想の81.3億円を上回って着地。
 併せて、通期の同利益を従来予想の161億円→216億円(前期は143億円)に33.5%上方修正し、増益率が13.0%増→50.8%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比39.4%増の107億円に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の80円→120円(前期は80円)に大幅増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比2.1倍の72.1億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.2%→9.3%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上収益は、貴金属リサイクル事業において、金価格の上昇を背景に金の販売額が想定以上に伸長したことから、前回発表予想値を上回る結果となりました。利益については、北米精錬事業のトレーディング分野において、米欧の金銀市場の需給変動を背景に裁定取引の成果が過去最大となったこと、米国への金銀流入量の増加に伴い、倉庫分野における保管量が増加したこと等から、前回発表予想値を上回る結果となりました。また、通期連結業績予想につきましては、当第2四半期(中間期)の実績及び足元の事業環境を踏まえ、前回公表した業績予想を修正いたします。

 当社は、配当性向40%を目安とした安定配当の継続を株主還元の基本方針としております。この方針に基づき、2026年3月期の業績動向及び足元の事業環境等を総合的に勘案した結果、本日開催の取締役会において、中間配当について、前回予想から1株当たり20円増配し、60円とすることを決議いたしました。また、期末配当につきましても、前回予想から1株当たり20円増配の60円を予定しており、これにより、2026年3月期の年間配当予想は、1株当たり120円となります。


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