デジアーツ、今期経常を9%下方修正


 デジタルアーツ <2326> [東証P] が10月30日大引け後(16:00)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比0.6%減の20.4億円となった。
 併せて、通期の同利益を従来予想の61.5億円→56.2億円(前期は45.6億円)に8.5%下方修正し、増益率が34.8%増→23.3%増に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比42.9%増の35.8億円に拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.4%増の12.3億円となったが、売上営業利益率は前年同期の46.6%→45.0%に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当中間連結会計期間においては、「GIGAスクール構想 第2期」案件の受注が好調に推移したことを主な要因として、契約高を前回公表した通期予想の16,475百万円から2,525百万円上方修正し、19,000百万円(前回公表比15.3%増)を見込んでおります。 この結果、当会計期間における契約高は、前回公表した予想を大幅に上回る見通しとなりました。 一方、契約高の大幅な増加は主に「GIGAスクール構想 第2期」案件によるものであり、その大半がクラウドサービス系製品の提供に関連しております。 これらクラウドサービス系製品の売上高計上につきましては、会計基準上の収益認識により、サービス提供期間を通じて月額按分で認識されるため、売上高は前回公表した予想を下回る見込みです。 また、それに伴い、経常利益および当期純利益も前回公表値を下回る見通しであることから、通期業績予想の修正を行います。 しかしながら、契約高の中心がクラウドサービス系製品へと移行していることは、短期的な収益の揺らぎではなく、中長期的な成長基盤の拡大に向けた構造的な転換期であると捉えています。 クラウドサービス移行の進展により、当社のビジネスモデルは「一時的なライセンス売上」から「継続的なサービス収益」へと着実に変化しており、将来にわたって安定的かつ持続的な成長が見込まれます。今後は、クラウドサービスを中心とした持続的な収益基盤の拡大と新たな事業機会の創出により、さらなる成長を目指してまいります。


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