福井銀、今期経常を一転21%増益に上方修正、配当も17円増額


 福井銀行 <8362> [東証P] が10月31日後場(13:00)に業績・配当修正を発表。26年3月期の連結経常利益を従来予想の82億円→105億円(前期は87億円)に28.0%上方修正し、一転して20.7%増益見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の28億円→49億円(前年同期は62.7億円)に75.0%上方修正し、減益率が55.4%減→21.9%減に縮小する見通しとなった。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の58円→75円(前期は58円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2026年3月期中間期は、地域の課題解決業としてお客さまの真の課題に寄り添い、グループ一体となった粘り強い支援・伴走の結果として、貸出金利回りの改善を図ることにより貸出金利息が堅調に推移しているほか、有価証券利息配当金がポートフォリオ再構築を通して増加していること、及び政策保有株式を含む株式の売却益の計上により、前回公表予想を上方修正するものです。2026年3月期通期の業績予想については、地域の課題解決業としてさらに進化するための両行の合併に向けた統合費用負担が引き続き発生いたします。一方で、貸出金利息や役務取引等利益など本業収益については、地域のお客さまの課題にグループ一体となって粘り強く寄り添い伴走することで、引き続き順調に推移するものと見込んでおり、前回公表予想を上方修正するものです。

 2026年3月期通期の親会社株主に帰属する当期純利益が前回公表予想を上回る見込みとなったことから、当行の株主還元方針(配当性向30%程度)に基づき、2026年3月期の1株当たり年間配当金を17円増配の75円とし、中間配当金29円、期末配当金を46円とするものです。この結果、2026年3月期の配当性向(連結)は30%程度となる見込みです。


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