アサカ理研、前期経常を45%上方修正、配当も4円増額


 アサカ理研 <5724> [東証S] が10月31日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。25年9月期の連結経常利益を従来予想の2.9億円→4.2億円(前の期は2.6億円)に44.8%上方修正し、増益率が9.0%増→57.9%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.2億円→2.5億円(前年同期は2億円)に2.1倍増額し、一転して22.0%増益計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の8円→12円(前の期は8円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当連結会計年度は当社の主要取引先である電子部品業界のメーカーにおいて生産が低調に推移したことにより、主力製品である金の取り扱い数量が減少し、売上高は前回予想を下回る見込みです。 一方で貴金属事業や環境事業において主要製品である金や銅の価格が予想を上回ったことが追い風となり、加えて全社的な経費削減の取り組みも奏功し、営業利益は前回予想を上回る見込みです。また、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益においては、保険解約に伴う営業外収益を計上したことなどにより営業利益以上に前回予想を上回る見込みです。

  当社は株主の皆様への利益還元を重要な経営課題の一つと位置付け、業績に左右されることなく安定的に配当を継続することを基本方針としております。 2025年9月期の配当予想につきましては、当社の新たな事業の柱として研究開発を進めているリチウムイオン電池再生事業の量産工場への設備投資を見込み、1株当たり8円と公表しておりましたが、通期連結業績予想の修正を踏まえ1株当たり12円に修正いたします。 今後も、業績やキャッシュアロケーションを考慮しつつ、配当性向を高めることで、持続的な企業価値向上と株主還元の強化を両立させてまいります。


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