稀元素、今期経常を一転90%増益に上方修正


 第一稀元素化学工業 <4082> [東証P] が10月31日大引け後(15:30)に業績修正を発表。26年3月期の連結経常利益を従来予想の2億円→12億円(前期は6.3億円)に6.0倍上方修正し、一転して89.9%増益見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の1億円→3.6億円(前年同期は0.1億円)に3.6倍上方修正し、増益率が6.3倍→23倍に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当中間連結会計期間において、当社グループの主要顧客である自動車業界では、米国の追加関税を見越した先行需要等により、世界の新車販売台数は堅調に推移し、当社の想定を上回りました。これに伴い、当社グループの販売数量及び売上高は、計画を上回る結果となりました。営業利益は、売上高の増加に加え、原価低減活動により、前回発表予想を上回る見通しです。また、為替相場変動により、当社におけるベトナム子会社への外貨建貸付とそれに相対する同子会社の借入にかかわる為替差損の計上等がありましたが、経常利益は前回発表予想を上回る見通しです。親会社株主に帰属する中間純利益は前回発表予想を下回る見通しです。通期の連結業績予想につきましては、自動車関連製品の販売が弱含みで推移することを想定しており、下半期の販売数量及び売上高は前回発表予想を下回る見込みです。一方、利益面では、上半期の増益に加え、下半期においてはベトナム子会社の本格稼働及び原価低減の効果が寄与し、前回発表予想を上回る見通しです。また、親会社株主に帰属する当期純利益には、特別利益として投資有価証券売却益の計上を見込んでおります。なお、中間及び期末配当の予想につきましては、変更の予定はございません。また、通期業績予想における為替レートは、1米ドル145 円を前提としております。(注)上記に記載した予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び当社が合理的であると判断した前提に基づいて作成したものであり、実際の業績につきましては予想数値と異なる場合があります。


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