富田隆弥の【CHART CLUB】 買い場を探る年末年始の調整



「買い場を探る年末年始の調整」

◆NYダウが12月12日に史上最高値を更新し、日経平均株価 も同日5万1127円の高値をつけて師走相場への期待を抱かせたが、「掉尾の一振」の実現は少々難しくなってきた。ナスダックが半導体関連株の下落を受けて軟調となり、日経平均株価はそれに歩調を合わせて今週18日には4万8643円まで下落。5万円大台と25日移動平均線(18日時点4万9887円)を相次いで割り込んでしまった。

◆こうなると、「12月上旬まで上昇、月後半に調整」という日本株のアノマリー(経験則)が今年も意識されてくる。一目均衡表(日足)を見ると、株価が「雲(先行スパン)」の中に突入するとともに、遅行線(当日の終値を26日前にプロットした線)が実線(ローソク足)の下に潜り込み、相場の「陰転」を暗示している。

◆日足では11月19日安値の4万8235円が意識され、ここを明確に下回ると「二段下げ」が始まる可能性がある。その水準には75日線もあるので、当面の重要な下値ポイントとして注視したい。

◆ただし、年末年始の調整は決して悪いことではなく、新年相場の上昇に備えた動きと捉えることもできる。調整することで「玉整理」が進めば、需給改善につながる。そして、年末年始の調整を経て「節分天井」に向かうのが、新春相場のアノマリーでもある。

◆こうした展望をあらかじめ抱いておけば、仮に年末年始に調整を入れても冷静に対処できるのではないか。なお、本コラムは年内の掲載は今回が最終となる。次回は年明け1月2日の「新春特別企画」にて、2026年相場の展望と注目銘柄を紹介する。

みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。

(12月18日 記、次回は2026年1月2日に更新予定)

情報提供:富田隆弥のチャートクラブ

株探ニュース


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