前週末9日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―



■デルタフライ <4598>  451円 (-100円、-18.2%) ストップ安

 Delta-Fly Pharma <4598> [東証G]がストップ安。8日取引終了後、米国で実施中の標準療法の再発・難治の急性骨髄性白血病(AML)患者を対象としたDFP-10917単剤の臨床第3相比較試験について、安全性独立委員会(DSMB)から試験中止の報告を受けたと発表した。治験実施計画書で設定されていた優越性が検証されなかったため。これを嫌気した売りが膨らんだ。なお、同委員会からは安全性による中止ではなく、患者の多様性を考慮し、特定のサブグループで有効性の差異を検証する価値があるとの見解も示されたという。

■イオン <8267>  2,182円 (-181.5円、-7.7%)

 東証プライムの下落率トップ。イオン <8267> [東証P]が3日続急落。同社は8日の取引終了後、26年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結決算を発表。売上高は7兆7494億300万円(前年同期比3.7%増)、営業利益は1447億3700万円(同23.1%増)。最終損益は事業再編に伴う税効果会計の影響などがあって109億2800万円の赤字(前年同期は174億4400万円の赤字)となった。営業利益は3-11月期として過去最高益を更新したものの、GMS(総合スーパー)事業やスーパーマーケット事業、ディスカウントストア事業といった小売事業において、9-11月期に粗利益率が低下し苦戦を強いられたとしており、嫌気された。

■ヤマトHD <9064>  2,109円 (-118円、-5.3%)

 東証プライムの下落率2位。ヤマトホールディングス <9064> [東証P]が続急落。子会社ヤマト運輸が8日に発表した25年12月度の小口貨物取扱実績で宅急便・宅急便コンパクト・EAZYの取扱実績が2億2440万4538個となり、前年同月比4.8%減と3ヵ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気された。なお、ネコポス・クロネコゆうパケットは4261万1749個(同20.1%増)、クロネコゆうメールは631万1080冊(同4.9%減)となった。

※9日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋

株探ニュース


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