ジーエヌアイ、前期最終を一転赤字に下方修正


 ジーエヌアイグループ <2160> [東証G] が1月23日大引け後(18:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。25年12月期の連結最終損益を従来予想の120億円の黒字→34.2億円の赤字(前の期は10.9億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益も従来予想の129億円の黒字→25億円の赤字(前年同期は7.6億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1) 売上収益売上収益については、主に医薬品(製薬)事業において、2025年に販売を開始した Etorel(ニンテダニブ)が当初予算を下回る見通しとなったことから修正いたしました。なお、製薬事業全体としては、当社の主力製品であるアイスーリュイの販売が順調に推移しており、2014年の上市以来、12期連続で過去最高の売上収益となる見通しです。また、メドテック事業においても、2017年のBerkeley Advanced Biomaterials(BAB)買収以降、9期連続で過去最高の売上収益を更新する好調な推移を見込んでおります。以上の結果、連結売上収益は、前期実績比3,230百万円増の26,841百万円となる見通しです。(2) 利益1. 連結子会社Cullgen上場の次期持ち越し 当社グループの医薬品(創薬)事業において主力の子会社であるCullgen Inc.(以下「Cullgen」)は、米国ナスダック市場上場に向けて、CSRC(中国証券監督管理委員会)によるリバースマージャー取引の承認を前提としており、2025年12月期内の審査完了および上場を見込んでおりました。しかし、現時点においても承認待ちの状況が続いていることから、2025年12月期業績予想の利益に計上していた上場益22,854百万円を除外いたしました。 また、上場後はCullgenが連結子会社から持分法適用会社へ移行することを想定し、当初予想では同社の上半期損失のみを連結業績に織り込んでおりました。しかし、上場延期に伴い下半期も引き続き連結対象となることから、同社の通期営業損失見込み3,996百万円を本修正予想に反映いたしました。2. 減損損失の計上 独立した第三者機関による減損テストを実施した結果、マイクレン・ヘルスケア株式会社に係るのれんおよび上海ジェノミクステクノロジー有限公司の無形資産と上海リーフ国際貿易有限公司に係る固定資産の回収可能価額が帳簿価額を下回ったため、合計468百万円の減損損失計上を見込んでおります。なお、Cullgenの上場に係る取引審査において、引き続き承認待ちの状況が続いておりますが、2025年12月19日付開示のとおり、上場の早期実現に向け、代替案を視野に入れて対応を進めております。 今後上場が実現した場合、上場益はその時点での会計期間の業績として計上されることとなりますが、実際の利益額は株式公開日の初値ならびに為替動向によって変動いたします。※上記に記載した業績予想は、本開示日時点において入手可能な情報に基づき作成しております。実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と差異が生じる可能性があります。


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