【↑】日経平均 大引け| 3日ぶり大幅反発、中東懸念が和らぎ買い優勢 (3月24日)



日経平均株価
始値  52380.60
高値  52701.99
安値  51645.15
大引け 52252.28(前日比 +736.79 、 +1.43% )

売買高  22億42万株 (東証プライム概算)
売買代金 6兆7567億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は大幅反発、朝方にこの日の高値をつける
 2.トランプ大統領がイラン発電所への攻撃5日延期を表明
 3.朝高後は原油価格の再上昇を背景に上げ幅縮小の展開へ
 4.期末を控え配当権利取りの動き観測、相場の下値支える
 5.33業種中32業種が上昇、個別株は95%強の銘柄が高い

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前週末比631ドル高と4日ぶりに反発した。イランの発電所攻撃延期で中東情勢の悪化懸念が後退し買いが優勢となった。

 東京市場では、中東有事への懸念がやや和らいだことで、リスクオフの巻き戻しが入り、日経平均株価は3日ぶりに大きく切り返す展開となった。ただ、朝方にこの日の高値をつけ、その後は伸び悩んだ。

 24日の東京市場は、突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いで日経平均はリバウンドに転じた。トランプ米大統領が自身のSNSでイランの発電所への軍事攻撃を5日間延期すると発表したことで、前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに高くなり、これを好感する形で先物主導の上昇圧力が顕在化した。ただ、米国とイランの間にはなお溝があるほか、この日は取引時間中に原油先物価格が再上昇に転じたことが、逆風材料となり急速に上げ幅を縮小する場面があった。ただ、週末に権利付き最終売買日を控え、配当権利取りの動きなどが下値を支える格好に。業種別では33業種中、32業種が上昇、プライム市場の値上がり銘柄数は95%強と文字通りの全面高だが、売買代金上位の主力銘柄に安いものが目立つ。全体売買代金も6兆円台にとどまった。

 個別では、フジクラ<5803>が活況高、住友電気工業<5802>も買いが優勢。JX金属<5016>、三井金属<5706>が上値指向となり、東京エレクトロン<8035>も高い。INPEX<1605>が高く、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも堅調。ジェイ・エス・ビー<3480>、日本板硝子<5202>、宮越ホールディングス<6620>、東京海上ホールディングス<8766>がストップ高人気、サムコ<6387>、サンウェルズ<9229>も値を飛ばした。Appier Group<4180>、TOKYO BASE<3415>も上昇した。

 半面、群を抜く1兆円の売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A>は軟調。アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>も冴えない。任天堂<7974>が大きく売られた。川崎重工業<7012>も安い。三井E&S<7003>が値を下げ、東洋エンジニアリング<6330>は値下がり率トップに売り込まれた。アイネス<9742>も急落。日本製鋼所<5631>の下げも目立つ。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、東京海上 <8766>、フジクラ <5803>、中外薬 <4519>、ダイキン <6367>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約228円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、任天堂 <7974>、コナミG <9766>、三菱重 <7011>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約131円。うち103円はアドテスト1銘柄によるもの。

 東証33業種のうち32業種が上昇し、下落はその他製品のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)保険業、(2)非鉄金属、(3)石油・石炭、(4)ガラス・土石、(5)卸売業。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)海運業、(2)情報・通信業、(3)鉱業、(4)輸送用機器、(5)小売業。

■個別材料株

△ジーエヌアイ <2160> [東証G]
 中国において肝線維症治療薬の新薬承認申請を提出。
△テラドローン <278A> [東証G]
 防衛装備品市場の参入と米子会社設立を材料視。
△Appier <4180> [東証P]
 ゼナーアセットによる株式保有割合上昇で思惑。
△オンコリス <4588> [東証G]
 OBP-601の神経変性疾患治療薬としての用途特許出願が欧州で特許登録。
△川崎地質 <4673> [東証S]
 26年11月期業績予想を一転営業増益へ上方修正。
△板硝子 <5202> [東証P]
 非公開化方針を正式発表。
△モリテック <5986> [東証S]
 有価証券売却益計上で純利益予想を上方修正。
△宮越HD <6620> [東証P]
 WICプロジェクトのシンジケートローン組成に向け正式協議へ。
△ぷらっと <6836> [東証S]
 ブロックチェーンプロトコル技術の社会実装を推進する子会社が本格始動。
△東京海上 <8766> [東証P]
 米バークシャー<BRK.B>グループの戦略的出資。

▼PowerX <485A> [東証G]
 大型蓄電システムの新工場・ライン増設公表も利益確定売りが優勢。
▼任天堂 <7974> [東証P]
 「『スイッチ2』生産台数削減」との報道。


 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)JSB <3480>、(2)板硝子 <5202>、(3)宮越HD <6620>、(4)東京海上 <8766>、(5)サムコ <6387>、(6)サンウェルズ <9229>、(7)Appier <4180>、(8)T-BASE <3415>、(9)サンケン <6707>、(10)ネットプロ <7383>。
 値下がり率上位10傑は(1)東洋エンジ <6330>、(2)アイネス <9742>、(3)任天堂 <7974>、(4)KLab <3656>、(5)Jディスプレ <6740>、(6)エニーカラー <5032>、(7)日製鋼 <5631>、(8)ボードルア <4413>、(9)多木化 <4025>、(10)東邦システム <4333>。

【大引け】

 日経平均は前日比736.79円(1.43%)高の5万2252.28円。TOPIXは前日比73.23(2.10%)高の3559.67。出来高は概算で22億42万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1511、値下がり銘柄数は60となった。東証グロース250指数は724.55ポイント(19.39ポイント高)。

[2026年3月24日]


株探ニュース


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