今週の「妙味株」一本釣り! ─ ラサ工



●ラサ工 <4022>  【目標株価】1万2000円(27日終値8040円)

「需給調整一巡で半導体向け好調」

 ラサ工業 <4022> [東証P]は2月後半に頭打ちとなり需給調整が続いた。足もとでは下げ渋りつつあり、出直り局面の初動をとらえたい。

 同社が主力事業として手掛ける半導体向け高純度リン酸は、前工程のエッチング剤として用いられ、グローバルでトップシェア。台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>のサプライヤーとして知られている。26年3月期の最終利益予想は前期比34.1%増の42億円と3期ぶりに過去最高益を更新する計画。中期経営計画の最終年度である27年3月期の目標(32億円)を1年前倒しで達成する見通しだ。

 生成AIの普及を背景に、半導体需要そのものは高水準で推移することが見込まれる。トップシェア企業は一般的に価格交渉力を持つとされており、輸入する原材料の価格が高騰した際に製品価格に転嫁できれば、収益押し上げ効果をもたらすこととなる。下水道向け掘進機や放射性ヨウ素吸着剤など、多種多様な商品を取り扱っているのも注目点。今年2月に今期利益・配当予想の増額修正と株式5分割を発表した後、株価は急騰したが、その後の調整で短期過熱感は解消。75日移動平均線が下値を支持する形となっている。

株探ニュース


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