前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
■三井物 <8031> 5,959円 (-330円、-5.3%)
三井物産 <8031> [東証P]が続急落。30日取引終了後、オマーンにある陸上油・ガス田事業権益の一部売却に遅れが出ていることを明らかにした。関連当局による許認可取得などに時間を要しているため。当初は関連当局の承認など一定の先行要件の充足をもって26年3月期中に完了する見通しだった。会社側では引き続き関係者との協議を進め早期完了を目指すとしたほか、これに伴う損益影響は計上金額と時期を精査した上で最終確定するとした。
■INPEX <1605> 4,678円 (-214円、-4.4%)
INPEX <1605> [東証P]が続落。株価は朝高後、売りに押された。米ウォール・ストリート・ジャーナルは、中東情勢に関して「トランプ米大統領はホルムズ海峡の再開がなくてもイラン軍事作戦を終結させる用意がある」と報じた。これを受け、時間外取引で日本時間の朝方に一時1バレル=106ドル台で推移していた米原油先物相場のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)価格は、その後100ドル台まで下落した。ただ、日本時間午後1時時点では再び103ドル近辺に値を戻しており、原油相場は神経質な値動きとなった。
■持田薬 <4534> 3,460円 (-145円、-4.0%)
持田製薬 <4534> [東証P]が続落。30日取引終了後、既存株主による115万3600株の売り出しを実施すると発表した。需要状況に応じて上限17万3000株のオーバーアロットメントによる売り出しも行う。売り出し価格は4月6~9日のいずれかの日に決定する。株式需給の悪化を懸念した売りが優勢となっている。なお、株式需給への影響を緩和するため自社株買いを実施するとあわせて発表した。取得上限は53万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.50%)、または20億円。期間は5月18日~12月18日。
■SBG <9984> 3,555円 (-137円、-3.7%)
ソフトバンクグループ <9984> [東証P]が続落。前日30日は全体相場が大幅安に見舞われるなか、一時9.7%安に売り込まれる場面があったが、31日も押し目に買い向かう動きは限定的だった。米国株市場では半導体株安を背景に同社傘下の英半導体設計アーム・ホールディングス <ARM> が連日で急落するなど軟調が際立っており、ソフトバンクGにとっても目先リスク回避目的の売りがかさんでいる。前日はナスダック総合株価指数も3日続落し昨年8月以来の安値水準に沈んでおり、同指数と株価連動性の高い同社株に逆風となっている。信用取組は直近データで売り残が減少する一方、買い残が増勢にあり、信用倍率が13倍まで高まっていることから、需給関係の悪さも意識されやすい。
■タウンズ <197A> 496円 (-19円、-3.7%)
タウンズ <197A> [東証S]が続落。30日取引終了後、26年6月期単独業績予想について売上高を207億6900万円から150億4800万円(前期比19.2%減)へ、営業利益を83億2300万円から43億6800万円(同47.2%減)へ下方修正すると発表した。第3四半期(1~3月)期間における感染症の流行規模が当初想定よりも小規模だったため。これが売り材料視された。
※31日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋
株探ニュース
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