【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 心機一転を期す「株高期待」5銘柄!



「心機一転を期す『株高期待』5銘柄!」

●楽しみな5月相場、イラン戦争に終結の兆し

 4月がたちまち過ぎてしまい、早くも5月だ。私だけかもしれないが、今年の4月はいつもの年より早く終わったような気がする。イラン戦争が収束しないにもかかわらず、日経平均株価がどんどん上がり、AI(人工知能)・半導体関連株の上昇に目を奪われている間に、時が過ぎてしまったからだろう。ゲームに夢中になっている間に夜が明けてしまった――こんな感じだ。

 ゴールデンウィーク明けから始まる5月相場も、ぜひ4月のように時間を忘れさせてくれるほど上がってほしいものだが、そうなってもおかしくない状況ではある。膠着状態に陥っているイラン戦争に終結の兆しが見えてきそうだからだ。イランは米国との仲介役を担っていた隣国パキスタンなどを疑い始めていると見てよい。そのため、イランは米国との2回目の協議を見送り、代わりにロシアのプーチン大統領を頼ったことはご承知の通りだ。

 しかし、プーチン氏はトランプ大統領の友であり、策士でもある。苦境にあるイラン側に立つより、トランプ氏の意に沿う働きをすると見てよい。もはや頼るところはロシアしかないイランとしては、米国の要求を受け入れざるを得ないだろう。私はこのように見ており、5月相場を大いに楽しみにしている。仮に予想が外れたとしても、イラン側の勝利がないのは明らかであり、「どの分野に投資すべきか、休み中にチャートで全てチェックしよう」――こう決意している。だが、その前にすでに株価の検証を終えた分野があるので紹介したい。

 突然だが、読者の皆さんは記憶力に自信をお持ちだろうか。正直、私は自信がない。それなのに上場企業はどんどん社名を変更する。社名がうろ覚えの企業も少なくないにもかかわらず、新たに上場する企業が増えるばかりか、社名を変える企業も増え続けている。これではとても覚えきれない。とはいえ、何らかの形で覚えざるを得ないので、私はカードに記入することにしている。だが、これがまた結構な手間だ。なにしろ4月1日だけでも13社が社名を変更したのだ。

●発展力大のスカパーJSAT、イメージ向上期待のJoshinなどに注目

 そこで何が言いたいのかといえば、社名を変更し、心機一転を期す企業の中で、株価の上昇期待が高いのはどの銘柄になるか。今回取り上げる検証を終えた分野がこれになる。

 4月1日に社名を変更した銘柄の中から投資対象を探すなら、まずはスカパーJSAT <9412> [東証P](旧スカパーJSATホールディングス)になる。宇宙開発と有料放送「スカパー」運営の2本柱経営で収益を伸ばし続けている。市場が期待しているのは宇宙事業だ。防衛省の衛星コンステレーション事業を受注するなど、有料放送時代のスカパーでは考えられない分野への事業展開には驚いてしまう。今後の発展力も大きい。

 家電量販店大手の上新電機も社名をJoshin <8173> [東証P]に変えた。英語にしただけじゃないか。こう言われそうだが、英語に変えるだけでもスタイリッシュに感じられる。消費者にもこのイメージ改善は歓迎されると見てよいため、売上も次第に上がっていくと予想される。株価は目先反発したところなのですぐに失速するだろうが、その後は落ち着いた上昇となりそうだ。

 反対に株価が調整中なのが、YUASA <8074> [東証P](旧ユアサ商事)。工作機械、業務用空調設備、太陽光パネル、建材など幅広く扱っていて業績好調ながら、目下、商社株が総じて弱いため、この株も調整色が強まっている。しかし、現在水準からの大きな下げは考えにくいため、逆張り投資に向く。

 そして、NGK <5333> [東証P]を。旧日本ガイシだ。セラミック技術に強く、昔は電柱でよく見かけたガイシが主製品だったが、いまでは排ガス用ハニカムや半導体製造装置用に強く、株価は半導体関連株として人気化している。私は大容量蓄電池「NAS電池」事業に期待していたのだが、採算悪化で撤退してしまった。それでも株価は強い動きのため、目先は短期調整が避けられないものの、しばらくすると反発する確率が高いと見てよい。

 最後に、これから社名を変更する銘柄を取り上げておこう。大和冷機工業 <6459> [東証P]だ。7月1日、「だいわ」に変更するという。この会社は産業用冷凍冷蔵庫、冷凍ショーケース、製氷機などの大手。「だいわ」だけでは「冷凍」に強いことが分からなくなる恐れがあるものの、会社としては冷凍関連機器で圧倒的な実績があることに絶対の自信があるのだろう。それを信じて株高を期待したい。

2026年5月1日 記


株探ニュース


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