話題株ピックアップ【夕刊】(1):ホトニクス、エイチワン、ウシオ電
■浜松ホトニクス <6965> 2,657円 +500 円 (+23.2%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
浜松ホトニクス<6965>がストップ高。14日の取引終了後、26年9月期第2四半期累計(25年10月~26年3月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の最終利益予想は143億円から164億円(前期比15.5%増)に引き上げた。AI半導体需要の拡大を背景に、半導体検査装置向けの光源・センサーが好調に推移する。HBM(広帯域メモリー)やデータセンター関連の需要も追い風となっており、ポジティブサプライズと受け止められた。通期の売上高予想は2220億円から2320億円(同9.4%増)に増額修正した。半導体検査装置向けの光源・センサーのほか、データセンター向け需要を背景に電池・電子部品検査用X線光源が伸長する見通し。半導体故障解析装置関連はHBM向け中心に好調で、想定を上回って推移する。3月中間期の売上高は1124億9600万円(前年同期比5.4%増)、最終利益は92億2400万円(同7.2%減)となった。
■エイチワン <5989> 1,586円 +267 円 (+20.2%) 本日終値 東証プライム 上昇率3位
エイチワン<5989>がマドを開けて急伸し、年初来高値を更新した。同社はホンダ<7267>を主要取引先として車体骨格部品を供給する。14日取引終了後に発表した26年3月期の連結決算は売上高が計画未達となったものの、営業・経常・最終利益は上振れして着地した。27年3月期の営業利益は前期比9.2%増の160億円と連続最高益更新を計画。年間配当予想は6円増配の70円に設定した。ホンダ自体、稼ぎ頭の北米向けで今期は四輪販売台数の増加を計画しており、サプライヤーには収益性向上の期待が膨らみやすい。エイチワンについては前期利益の着地点と今期営業利益の連続最高益更新予想、増配計画に加え、PBR(株価純資産倍率)が0.5倍台にとどまっていることも着目され、買いを集める格好となった。
■ウシオ電機 <6925> 4,239円 +700 円 (+19.8%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率4位
ウシオ電機<6925>はストップ高。14日取引終了後、27年3月期連結業績予想について売上高を2100億円(前期比17.2%増)、営業利益を140億円(同17.1%増)と発表。配当予想は70円(前期同額)とした。2期連続で営業増益となる見通しを示しており、これを好感した買いが膨らんでいる。生成AI半導体関連の需要拡大を追い風に、露光用ランプや光学機器用ランプ、光学装置など各種製品の販売が増加する見込み。なお、同時に発表した26年3月期決算は、売上高が1792億1100万円(前の期比0.9%増)、営業利益が119億5900万円(同35.5%増)だった。
■名村造船所 <7014> 4,375円 +700 円 (+19.1%) ストップ高 本日終値
名村造船所<7014>はストップ高。14日取引終了後、27年3月期連結業績予想について売上高を1700億円(前期比6.9%増)、営業利益を290億円(同3.3%増)と発表。配当は前期分を40円から50円に引き上げたうえで、今期は60円を見込んだ。これを手掛かりに買いを集めている。同時に発表した26年3月期決算は、売上高が1590億3500万円(前の期比0.1%減)、営業利益が280億8500万円(同4.7%減)だった。主力の新造船事業が堅調だった一方、修繕船事業が落ち込み全体の足を引っ張った。
■タクマ <6013> 3,255円 +502 円 (+18.2%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率7位
タクマ<6013>がストップ高、上場来高値を更新。同社は14日の取引終了後に26年3月期の連結決算を発表。あわせて27年3月期の業績予想を公表し、今期の売上高は前期比15.3%増の1910億円、最終利益は同12.1%増の154億円となる見通しを示した。前期に続き過去最高益の更新を予想する。また、前期の配当を6円増額したうえで、今期の年間配当予想は前期比15円増配の108円とした。自社株買いの実施も開示しており、これらを材料視した買いが集まった。プラント建設工事が順調に進捗すると想定。メンテナンス需要の増加も見込む。26年3月期の売上高は前の期比9.6%増の1656億2000万円、最終利益は同32.1%増の137億3200万円だった。自社株買いは、総数200万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.75%)、取得総額40億円を上限に5月15日から9月7日まで実施。取得した株式の全てを10月30日に消却する。
■日本特殊塗料 <4619> 2,396円 +365 円 (+18.0%) 本日終値
14日に決算を発表。「今期経常は8%増で2期連続最高益、前期配当を15円増額・今期は5円増配へ」が好感された。
日本特殊塗料 <4619> [東証S] が5月14日大引け後(16:15)に決算を発表。26年3月期の連結経常利益は前の期比1.9%増の68.3億円になり、従来予想の56.5億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。27年3月期も前期比7.6%増の73.5億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。6期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を110円→125円(前の期は90円)に増額し、今期も前期比5円増の130円に増配する方針とした。
■DOWA <5714> 11,640円 +1,615 円 (+16.1%) 本日終値 東証プライム 上昇率8位
DOWAホールディングス<5714>は急反騰し、上場来高値を更新した。14日の取引終了後、26年3月期の連結決算の発表にあわせて、27年3月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は9410億円(前期比26.2%増)、営業利益予想は530億円(同55.0%増)、最終利益予想は570億円(同8.7%減)としており、大幅な営業増益予想を好感した買いが集まった。製錬セグメントが金属価格の上昇や海外鉱山関連収益の増加などにより業績を牽引する。最終利益については有価証券売却益の剥落により減益を見込む。なお、年間配当予想は338円(前期は特別配当100円を含めて368円)とする。26年3月期は売上高が7454億1000万円(前の期比9.8%増)、営業利益が341億9200万円(同6.1%増)、最終利益が624億5800万円(同2.3倍)だった。金属価格の上昇が追い風になった。
■明電舎 <6508> 10,940円 +1,500 円 (+15.9%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率9位
14日に決算を発表。「今期経常は4%増で4期連続最高益、前期配当を21円増額」が好感された。
明電舎 <6508> [東証P] が5月14日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期の連結経常利益は前の期比31.6%増の278億円に拡大し、27年3月期も前期比4.0%増の290億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。6期連続増収、4期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を136円→157円(前の期は123円)に増額し、今期の年間配当は未定とした。
■ヨコレイ <2874> 1,983円 +259 円 (+15.0%) 本日終値
ヨコレイ<2874>は後場急上昇し、1990年7月以来、約35年10カ月ぶりの高値をつけた。きょう午後1時ごろ、26年9月期第2四半期累計(25年10月~26年3月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を前回予想の1180億円から1250億円(前期比0.4%減)、営業利益予想を48億円から70億円(同65.2%増)に引き上げた。営業利益及び経常利益は9期ぶりに過去最高を更新する見通しとなっており、業況を好感した買いが集まった。また、年間配当予想は3円増額し、中間13円・期末14円の合計27円(前期24円)とした。3月中間期の業績などを踏まえた。冷蔵倉庫事業は入庫量、出庫量ともに順調に推移しているなか料金改定も進んだ。食品販売事業では低採算取引の見直しや在庫管理の徹底による在庫圧縮などにより利益率が大幅に向上。売上高が前回予想の580億円から642億2800万円(前年同期比1.3%増)、営業利益が24億5000万円から41億600万円(同35.0%増)に上振れして着地した。
■イノテック <9880> 3,840円 +495 円 (+14.8%) 一時ストップ高 本日終値
イノテック<9880>が一時ストップ高まで買われ、新値追い。同社は14日取引終了後、27年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しは前期比19.0%増の37億円で、年間配当計画は前期比5円増配の130円とした。売上高は同7.0%増の500億円を見込む。テストソリューション事業は海外向け製品の需要継続に加え、国内の需要回復が追い風となる見通し。また、半導体設計関連事業やシステム・サービス事業も堅調に推移するとみている。また、100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の8.2%)、25億円を上限とする自社株取得枠を設定したこともあわせて発表。資本効率の向上と株主還元につながるための施策として行うもので、取得期間はきょうから12月31日までとなっている。
株探ニュース
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