話題株ピックアップ【夕刊】(3):栗田工、西松屋チェ、フリービット


■栗田工業 <6370>  8,684円  +121 円 (+1.4%)  本日終値
 栗田工業<6370>が続伸。この日、東京消防庁の公募事業「東京消防庁 INNOVATION PROJECT」の共同研究開発型(無償)テーマの一つ「リチウムイオン電池対応型消火薬剤・消火資器材の研究開発」に採択され、共同研究開発契約を締結したと発表しており、好材料視された。 同社では、水処理技術の知見を応用した新規事業の一環としてPFASやリン、アンモニアを含まない新たな消火薬剤の開発を進めており、同消火薬剤の早期の実用化・商用化を目指す一環として同共同研究開発へ応募し採択されたという。今後は東京消防庁の協力のもと、リチウムイオン電池火災に対する有効性の検証や、消火資器材への実装に係る具体的な検討などを進めるとしている。なお将来的には、今後拡大が見込まれるバッテリー製造工場やBESS(蓄電池エネルギー貯蔵システム)などへの適用を目指している。

■西松屋チェーン <7545>  2,000円  +7 円 (+0.4%)  本日終値
 西松屋チェーン<7545>がしっかり。21日の取引終了後に発表した5月度(4月21日~5月20日)の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比3.8%増と4カ月連続で前年実績を上回ったことが好材料視された。客数が同5.4%増と伸長し、夏物衣料の売り上げが好調に推移した。また、育児・服飾雑貨も伸長した。なお、全店売上高は同7.1%増だった。

■フリービット <3843>  1,369円  -98 円 (-6.7%)  本日終値  東証プライム 下落率5位
 フリービット<3843>は急落し、年初来安値を更新した。21日の取引終了後、監査役会の意見を踏まえ、昨年9月29日付で発表したCountUpの子会社化に関し、妥当性及びフリービットの意思決定プロセスの適切性を検証する特別調査委員会を設置すると発表しており、嫌気した売りが出た。株主及び外部からの情報提供により、CountUpの子会社化の妥当性及び子会社化の前提となるCountUpが保有する特許2件の帰属の妥当性などについて指摘を受けた。現時点では業績に対する影響は限定的と認識しているという。

■ヒューリック <3003>  1,650円  -87 円 (-5.0%)  本日終値
 ヒューリック<3003>が大幅反落。同社は21日の取引終了後、海外市場における株式売り出しを決議したと発表。株式の短期的な需給悪化を警戒した売りが出たようだ。沖電気工業<6703>と安田倉庫<9324>、プロクレアホールディングス<7384>傘下の青森みちのく銀行、片倉工業<3001>が保有する株式を売り出す。売出株数は合計で1739万2100株。売出価格は1株1650円となった。前日のヒューリック株の終値に対し、ディスカウント率は5.01%。ヒューリックは政策保有株式の見直しの動きが市場において進むなか、株主からの売却意向を確認したことに対応。株式の流動性や海外投資家比率の向上を図る。

■KPPGHD <9274>  1,007円  -43 円 (-4.1%)  本日終値
 KPPグループホールディングス<9274>は年初来高値を更新した。旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)が21日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、KPPGHD株を5.04%(共同保有分を含む)取得したことが判明した。報告義務発生日は5月14日。これを受け、同社株は朝方高く始まり連日の高値更新となったが、その後は売りに押される展開となった。

■INPEX <1605>  3,839円  -46 円 (-1.2%)  本日終値
 石油関連株が安い。INPEX<1605>やENEOSホールディングス<5020>、出光興産<5019>が値を下げた。21日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の7月限が前日比1.91ドル安の1バレル=96.35ドルと下落した。中東メディアが、米国とイランが合意の最終案を完成させ近く発表される、などと報じたことを受け、原油価格は下落基調となった。戦闘終結に向けた交渉進展期待が高まったことを受け、INPEXなどには売りが優勢となった。

■メディアリンクス <6659>  66円  +21 円 (+46.7%) 一時ストップ高   本日終値
 メディアリンクス<6659>が3日ぶりに急反発。同社は21日、NTT<9432>傘下のNTTスマートコネクトとの業務提携に基づき、大容量光ネットワーク「IWAN」を用いたメディア伝送の接続試験を実施したと発表。これが材料視されたようだ。今回の結果を受け、放送局や制作会社、コンテンツプロバイダーに対し、IWANを利用した信頼性の高い帯域確保型素材伝送ソリューションの提案を加速させる構え。将来的には多系統のメディア信号や大容量データの安定伝送を追求し、次世代ネットワーク「IOWN」の活用も視野に入れた高度な映像制作インフラの構築を目指すとしている。

■マイクロ波化学 <9227>  943円  +150 円 (+18.9%) ストップ高   本日終値
 マイクロ波化学<9227>がストップ高。21日、米アマゾン・ドット・コム<AMZN>のデバイスの環境負荷低減に貢献する技術を持つ企業に対し、技術導入の可能性や協業機会の創出を支援するプログラム「アマゾン・デバイセズ・クライメート・テック・アクセラレーター」に採択されたと発表。これを材料視した買い注文が集まった。マイクロ波は金属回収ソリューションとして「低濃度貴金属回収事業」を提案。今後、アマゾン側と共同で統合計画を策定し、10月に予定されるアマゾン・デバイセズの上級幹部向けプレゼンテーションに臨むとしている。

■ブランドT <7067>  1,140円  +150 円 (+15.2%) ストップ高   本日終値
 ブランディングテクノロジー<7067>がストップ高。21日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表。これを好感した買いが入った。上限を9万5200株(自己株式を除く発行済み株数の5.94%)、または1億円としており、取得期間は5月26日から11月25日まで。資本効率の向上及び機動的な資本政策の遂行を可能とするためとしている。

●ストップ高銘柄
 ユニチカ <3103>  1,574円  +300 円 (+23.6%) ストップ高   本日終値
 北川精機 <6327>  2,914円  +500 円 (+20.7%) ストップ高   本日終値
 アストロHD <186A>  2,352円  +400 円 (+20.5%) ストップ高   本日終値
 QDレーザ <6613>  3,100円  +500 円 (+19.2%) ストップ高   本日終値
 HPCシステムズ <6597>  3,370円  +504 円 (+17.6%) ストップ高   本日終値
 など、13銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

株探ニュース


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