前週末12日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―



■3DM <7777>  359円 (-80円、-18.2%) ストップ安

 スリー・ディー・マトリックス <7777> [東証G]がストップ安。同社は6月11日大引け後(16:00)に決算を発表、26年4月期の連結経常損益は39.7億円の黒字(前の期は24.8億円の赤字)に浮上したが、27年4月期の同利益は前期比58.7%減の16.4億円に大きく落ち込む見通しとなったことが嫌気されたようだ。

■ビジョナル <4194>  7,391円 (-665円、-8.3%)

 東証プライムの下落率7位。ビジョナル <4194> [東証P]が4日ぶり急反落。同社は11日の取引終了後、26年7月期第3四半期累計(25年8月-26年4月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比24.3%増の731億5700万円、最終利益は同13.2%増の142億1400万円となった。大幅な増収増益となったものの、下期偏重の成長投資の影響があって、2-4月期は減益で着地した。会社側は通期計画に対して着実に進捗しているとの見方を示すものの、物足りなさを意識した投資家の売りがかさんだようだ。8-4月期は「ビズリーチ」や「ハーモス」が成長し、収益を押し上げた。

■アインHD <9627>  5,674円 (-298円、-5.0%)

 アインホールディングス <9627> [東証P]が続落。11日取引終了後に26年4月期連結決算を発表し、売上高は6478億3400万円(前の期比41.8%増)、営業利益は298億3200万円(同76.8%増)だった。調剤薬局を手掛ける主力のファーマシー事業が好調だったほか、「アインズ&トルペ」を運営するリテール事業も伸びた。続く27年4月期の売上高は7215億円(前期比11.4%増)、営業利益は325億円(同8.9%増)を計画。配当予想は100円(前期同額)とした。良好な見通しを示したものの、目先は材料出尽くしとの見方から利益確定売り圧力が強まったようだ。

■アサヒ <2502>  1,496.5円 (-48.5円、-3.1%)

 アサヒグループホールディングス <2502> [東証P]が3日ぶり大幅反落。11日の取引終了後に、集計中の25年12月期の連結業績について、売上高が従来予想の2兆9500億円から2兆8900億円(前の期比1.7%減)へ、営業利益が2550億円から1850億円(同31.2%減)へ、純利益が1675億円から1200億円(同37.5%減)へ下振れて着地したと発表したことが嫌気された。昨年9月のサイバー攻撃によるシステム障害などの影響で、売上高が想定を下回ったことに加えて、原材料費の想定以上の高騰や、減損損失及びシステム障害関連費用の発生なども響いた。なお、25年12月期決算については、7月8日に開示を予定している。

※12日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋

株探ニュース


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