話題株ピックアップ【昼刊】:ASB機械、中国塗、東和薬品
■ASB機械 <6284> 9,920円 +710 円 (+7.7%) 11:30現在 東証プライム 上昇率5位
日精エー・エス・ビー機械<6284>は大幅高で年初来高値更新。SMBC日興証券が3日付で投資評価「1(アウトパフォーム)」、目標株価1万3000円で新規にカバレッジを開始しており、これが材料視されているようだ。証券会社によると、足もとの業績は好調で世界経済の成長を享受していると評価。不安定な中東情勢を経て、同社の省資源技術や地産地消モデルが注目されるだろうとした。また、今年8月の欧州での包装・包装廃棄物規則の適用開始が中長期的に同社の追い風になるともみている。
■中国塗料 <4617> 3,725円 +240 円 (+6.9%) 11:30現在 東証プライム 上昇率6位
中国塗料<4617>が大幅高で4日続伸している。前週末3日の取引終了後に、売上高のみ1400億~1600億円と発表していた27年3月期の連結業績予想の修正を発表し、売上高1600億円(前期比14.8%増)、営業利益175億円(同0.4%増)、純利益110億円(同横ばい)を見込むと発表しており、減益も予想されていただけに業績見通しを好感した買いが入っているようだ。前回発表時には、中東情勢の緊迫化により原材料コストや調達について不確実性が高い状況にあったため売上高のみをレンジ形式で発表していたが、中東情勢の変化などによって原材料コストや調達に関するリスクが低減し、ある程度合理的な予想の算定ができる環境になってきたため、今回の開示に至ったという。売上高は船舶用塗料分野、工業用塗料分野ともに需要が堅調に推移するなか、原材料調達コストの上昇を受けた販売価格の調整を実施していることが牽引する見通し。一方、利益面では各種コストの変動などを踏まえて概ね前期並みを予想した。
■東和薬品 <4553> 4,195円 +270 円 (+6.9%) 11:30現在 東証プライム 上昇率7位
東和薬品<4553>が6日続伸している。同社は前週末3日の取引終了後、田辺ファーマ(大阪市中央区)から田辺ファーマファクトリーの全株式を取得し完全子会社化すると発表。収益貢献を期待した買いが入ったようだ。17成分35品目の製造販売承認も承継する。東和薬品は製品ポートフォリオを拡充するとともに、品目統合や生産効率の向上を図る方針。株式譲渡実行日は11月末、製造販売承認の承継時期は2027年4月以降を予定する。取得価額は非開示。子会社化により負ののれんが発生する見込み。将来的に田辺ファーマファクトリーとして増産のための設備投資を実行する計画。36年度に40億~50億錠の生産能力を目指すとしている。東和薬品としては田辺ファーマファクトリーに加えて3工場での設備大型化・生産効率向上に向けた増産分や協業などの委託数量を合わせて、30年度に240億錠、36年度に300億錠以上の生産能力を目指す。
■エクサウィザーズ <4259> 929円 +43 円 (+4.9%) 11:30現在
エクサウィザーズ<4259>が大幅に6日続伸となっている。同社は3日、グループのExa Enterprise AIが法人向け生成AIサービス「exaBase AI(エクサベースAI)」で、米アンソロピックが6月30日にリリースした最新モデル「Claude Sonnet 5」の提供を開始したと発表。これが材料視されているようだ。「Claude Sonnet 5」は、計画を立て、ブラウザーやターミナルなどのツールを使いこなしながら、自ら考えて作業を進める能力に優れており、前モデル「Claude Sonnet 4.6」から推論・コーディング・知識労働などエージェント関連の性能が大きく向上したことが特徴。エクサベースAIを利用しているユーザーは、追加の申し込みなしで利用することができるという。
■ワールド <3612> 1,672円 +74 円 (+4.6%) 11:30現在
ワールド<3612>が大幅高で3日続伸。上場来高値を更新した。同社は前週末3日の取引終了後、27年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比6.7%増の747億700万円、最終利益は同24.7%増の54億5100万円となった。最終利益は大幅増益で、通期計画に対する進捗率は43%と第1四半期は好調なスタートとなり、評価されたようだ。新たに連結加入したライトオンやワールドスタイルレーベルズが売り上げ面で寄与した。エムシーファッションの外販拡大も全体の収益を牽引した。あわせて同社は国内小売事業の月次売上概況も発表。6月の既存店売上高は前年同月比12.5%減となった。
■京成電鉄 <9009> 1,238円 +51 円 (+4.3%) 11:30現在
京成電鉄<9009>が3日続伸している。日本経済新聞電子版が前週末3日の取引終了後、「成田空港と羽田空港を直接結ぶ有料の特急列車が2030年代に運行を始めることが3日、わかった」と報じた。28年度に成田空港駅と押上駅の区間で新型の有料特急を運行開始の計画で、「この新型特急を30年代に都営浅草線や京急線に乗り入れ、品川、羽田空港まで順次、直通運転する」という。運輸収入の増加を期待した買いが入ったようだ。記事によると、成田と羽田を有料の特急列車が結ぶのは初めてとなる。
■西武ホールディングス <9024> 3,548円 +146 円 (+4.3%) 11:30現在
西武ホールディングス<9024>は3日続伸している。前週末3日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、シンガポールに拠点を置く投資顧問会社3Dインベストメント・パートナーズの株式保有割合が11.41%から12.86%に上昇したことが判明しており、これを受けて思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は「純投資及び状況に応じて発行会社の取締役会、取締役、経営陣その他関係者との間で建設的な対話や取締役会、取締役、経営陣その他関係者に対する助言・提案などを行うこと」としており、報告義務発生日は6月26日となっている。
■KeePer技研 <6036> 2,891円 +95 円 (+3.4%) 11:30現在
KeePer技研<6036>は反発している。前週末3日の取引終了後、6月度におけるキーパーラボ運営事業とキーパー製品関連事業の月次速報を発表した。キーパーラボ運営事業の直営既存店売上高は前年同月比6.1%増と2カ月連続の増収となっており、好感した買いが入っている。値上げ前の5月に予約した顧客への施工が多かった。なお、同事業全体の売上高は同13.0%増の11億8747万円だった。また、キーパー製品等関連事業は同42.8%増の11億5448万円となっており、これも株価の支援材料となっている。アフターマーケットでキーパープロショップにおけるコーティング需要が引き続き高かったほか、新車マーケットが国内向け新車供給の拡大を受け大幅増収となった。加えて、車以外のマーケットについても新規顧客の獲得が順調に進んだ。
■アークス <9948> 3,510円 +110 円 (+3.2%) 11:30現在
アークス<9948>が買われている。前週末3日取引終了後、第1四半期(3~5月)連結決算を発表。売上高は1584億7900万円(前年同期比2.7%増)、営業利益は41億400万円(同5.9%増)だった。既存店客数が伸長。節約志向に伴う一人当たり買い上げ点数の減少があったものの、物価高による単価上昇で既存店客単価もプラスを確保した。水道光熱費や減価償却費などの抑制も利益面で寄与した。
■ギフトホールディングス <9279> 4,415円 +130 円 (+3.0%) 11:30現在
ギフトホールディングス<9279>が3日続伸している。家系ラーメンの「町田商店」などを展開する同社が前週末3日の取引終了後に発表した6月度の直営店売上速報で、既存店売上高が前年同月比3.9%増と47カ月連続で前年実績を上回ったことが好材料視されている。前年と比べて休日が1日少ない曜日並びだったものの、全国的に猛暑となった前年よりも平均気温が3℃ほど低く過ごしやすい気候となったことで、客数が同3.4%増となったことが牽引した。
■ゼンショHD <7550> 8,419円 +187 円 (+2.3%) 11:30現在
ゼンショーホールディングス<7550>がしっかり。同社は3日、子会社すき家が展開する牛丼チェーン「すき家」の一部商品について、8日から価格を改定すると発表したことが材料視されている。牛肉をはじめとする原材料費や人件費、エネルギーコストなどの上昇に対応し、商品の品質維持・向上を図るためとしており、一部商品の価格を30円値上げする。なお、「牛丼 並盛」は450円から480円となる。
■マネーフォワード <3994> 4,630円 +92 円 (+2.0%) 11:30現在
マネーフォワード<3994>が3日続伸している。前週末3日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、米投資運用会社のバリューアクト・キャピタルと共同保有者の株式保有割合が14.39%から17.94%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は投資目的としており、「発行者の役員及び取締役と、発行者の事業、経営、取締役会の構成、業務運営、資本配分、配当政策、財務状況、事業戦略、役員報酬及びコーポレート・ガバナンスなど多岐にわたる事項について協議を行う可能性があり、または行っており、今後も引き続きその可能性がある」としており、報告義務発生日は6月26日となっている。
■オンワード <8016> 755円 +15 円 (+2.0%) 11:30現在
オンワードホールディングス<8016>が4日続伸している。前週末3日の取引終了後に発表した6月度の月次売上概況で、既存店売上高が前年同月比7.6%減と6カ月ぶりに前年実績を下回ったものの、6月の弱さは織り込み済みとの見方が強いようだ。前年と比べて休日数が1日少なかった影響がマイナスで約2.1%あったと推計されるほか、前年と比べて全国的に雨量が多く気温も低めに推移したことで、羽織アイテムの販売は好調だったものの、夏物の需要には総じて鈍化が見られたとしている。なお、全店売上高は同7.6%減だった。
■マルマエ <6264> 2,551円 -411 円 (-13.9%) 11:30現在 東証プライム 下落率トップ
マルマエ<6264>は大幅反落。前週末3日取引終了後、第3四半期累計(25年9月~26年5月)連結決算を発表。売上高は140億2200万円(前年同期比92.9%増)、純利益は24億3100万円(同2.6倍)だった。主力の精密部品が半導体向けで堅調だった。顧客在庫の調整一巡で半導体装置部材の受注が拡大した。良好な決算内容だったものの、材料出尽くしとの見方から目先利益確定売りが先行する形となっている。
■霞ヶ関キャピタル <3498> 6,530円 -520 円 (-7.4%) 11:30現在
霞ヶ関キャピタル<3498>は4日ぶりに大幅反落している。前週末3日の取引終了後、26年8月期第3四半期累計(25年9月~26年5月)の連結決算を発表した。売上高が884億7600万円(前年同期比75.0%増)、営業利益が82億200万円(同12.5%減)、最終利益が45億5500万円(同12.4%増)だった。直近の第3四半期(3~5月)は売上高が273億6000万円(前年同期比62.9%増)、営業利益が1億3700万円(同97.0%減)、最終損益が3億9600万円の赤字(前年同期は16億円の黒字)との計算になっており、嫌気した売りが出ている。同社は物件売却のタイミングにより四半期ごとの業績が変動する事業特性があり、今期は収益計上が特に第4四半期(6~8月)に集中する見通しになっているという。同時に株主優待制度の変更を開示した。従来はホテルの宿泊をはじめ同社グループのサービス関連商品と交換できる株主優待ポイントを贈呈していたが、今期から保有株式数と保有期間に応じホテル宿泊割引券(1万円~80万円相当)を贈る。株式の保有が1年目で保有株式数が100株以上4000株未満の株主には100株ごとに1万円相当、4000株以上を保有する株主には40万円相当の割引券を贈呈する。加えて、保有期間が2年目になれば1年目の1.1倍、3年目になれば1.2倍、4年目になれば1.3倍、5年目以降は2倍に割引券の相当額が増える。そのほか、UMITO(東京都千代田区)の株式を取得すると発表した。同社は海を目の前とする一等地にスモールラグジュアリーホテルを開発・運営するとともに、別荘会員権の販売やサブスクリプションサービスを展開しており、国内外の富裕層を中心とした顧客基盤を構築している。霞ヶ関Cは両社の事業基盤及びネットワークを活用した事業機会の拡大を図る。なお、現時点では具体的な施策などについて決定した事実はないという。
●ストップ高銘柄
窪田製薬HD <4596> 117円 +30 円 (+34.5%) ストップ高買い気配 11:30現在
Amazia <4424> 352円 +80 円 (+29.4%) ストップ高 11:30現在
成友興業 <9170> 2,245円 +400 円 (+21.7%) ストップ高 11:30現在
LiNKX <584A> 3,025円 +503 円 (+19.9%) ストップ高 11:30現在
イノバセル <504A> 643円 +100 円 (+18.4%) ストップ高買い気配 11:30現在
など、6銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
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