前週末21日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―



■オンコリス <4588>  3,380円 (-340円、-9.1%)

 オンコリスバイオファーマ <4588> [東証G]が急反落。21日朝方、食道がん治療再生医療等製品「テロメライシン注」(一般名:スラタデノツレブ、開発コード:OBP-301)の販売を開始したと発表した。今後、販売提携先の富士フイルム富山化学を通じて医薬品卸会社から各医療機関へ納入され、使用されることになるという。これまで同製品の開発を巡って株価を上昇させてきた経緯があり、目先材料出尽くしとの見方から利益確定売りに押されたようだ。

■リンテック <7966>  5,490円 (-240円、-4.2%)

 東証プライムの下落率10位。リンテック <7966> [東証P]が大幅反落。20日の取引終了後、株式の売り出しを決議したと発表した。同社の筆頭株主である日本製紙 <3863> [東証P]が保有する株式の一部を売却する。売り出し株式数は1709万5500株で、需要状況に応じて上限256万4300株のオーバーアロットメントによる売り出しも行うとしており、需給面への影響を警戒した売りが出たようだ。売出価格は9月1日から3日までのいずれかの日に決める。オーバーアロットメントによる売り出しを実施しなかった場合、日本紙によるリンテック株の議決権保有割合は8月20日時点の30.99%から5.40%に低下し、第3位の株主になる見通し。また、今回の売り出しの完了をもって日本紙執行役員である佐野孝典氏はリンテック社外取締役を退任する。同時にリンテックは需給面への影響を緩和するため、自社株買いを行うと開示。取得総数691万株(自己株式を除く発行済み株式総数の10.55%)、取得総額300億円を上限とする。取得期間は8月24日から26日までとし、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で実施する。

■トレンド <4704>  5,472円 (-236円、-4.1%)

 トレンドマイクロ <4704> [東証P]が4日ぶり大幅反落。SBI証券が20日付で投資判断を「買い」から「中立」へ、目標株価を7500円から5000円へ引き下げた。想定以上のAIコスト負担を踏まえたという。ダウンサイドリスクはアメリカズ・欧州事業の不振継続、Vision One一本化に係る遅延・費用増とし、半面アップサイドリスクは両事業の好転、Vision One一本化に起因する業績拡大とした。これが売り材料視された。

※21日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋

株探ニュース


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