前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―
■ワンダープラネット <4199> 958円 (+150円、+18.6%) ストップ高
ワンダープラネット <4199> が後場終盤になって急上昇。午後3時ごろに、新たに2件のモバイルゲームの開発を開始したと発表しており、これを好感した買いが入った。各タイトルのゲーム内容や、有力IP協業タイトルであればIP名称、配信時期などの詳細は改めて発表する。なお、同件が26年8月期業績に与える影響は軽微としている。
■コンヴァノ <6574> 126円 (+12円、+10.5%)
コンヴァノ <6574> が後場上げ幅を拡大。午後0時30分ごろに、上限を4500万株(自己株式を除く発行済み株数の8.85%)、または45億円とする自社株買いを実施すると発表しており、好材料視された。取得期間は10月1日から来年3月31日まで。大株主であるディメンショナル(東京都品川区)から市場外での譲渡の意向が示されたことで3728万9600株を37億2896万円で取得するほか、東京証券取引所における市場買い付けにより取得する。なお、取得した自社株は可能な限り速やかにその全てを消却する予定としている。
■カバー <5253> 1,613円 (+112円、+7.5%)
カバー <5253> が急反発。モルガン・スタンレーMUFG証券は21日、同社株の目標株価を2000円から2100円に引き上げた。投資判断は3段階で最上位の「オーバーウエイト」を継続した。7月23日にリリースされた「ホロライブ」初の公式スマホゲーム「ホロライブドリームス(ホロドリ)」の想定以上の利益寄与を背景に、27年3月期業績は現在のコンセンサスを上回ると予想。既存VTuber事業にも改善の兆しがみられることも評価している。
■住友金属鉱山 <5713> 11,475円 (+715円、+6.6%)
東証プライムの上昇率3位。住友金属鉱山 <5713> が商いを伴い大幅に3日続伸。金や銅価格の上昇を背景に見直し買いが流入している。21日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は、12月限が前日比109.2ドル高の1トロイオンス=4680.6ドルに上昇。一時4690.4ドルと5月中旬以来、約3ヵ月ぶりの水準に値を上げた。ベッセント米財務長官は20日、財政健全化への取り組み強化策を近く示すと明らかにした。米国の債務拡大や政策への不透明感を背景に金価格は上昇。また、銅価格も最高値圏での値動きとなっている。金、銅など非鉄市況の上昇を背景に住友鉱への買いが膨らんだ。
■弁護士ドットコム <6027> 4,735円 (+260円、+5.8%)
東証プライムの上昇率6位。弁護士ドットコム <6027> は続伸し、年初来高値を連日更新した。前週末21日の取引終了後、4月にグループ化したミカタ少額短期保険と代理店委託契約を締結し、弁護士保険の取り扱いを今月から始めると発表しており、株価の刺激材料となったようだ。両社のリソースを統合させる取り組みの一環として実施する。弁護士COMは創業以来の経営使命として、日本国内で法的トラブルに直面した際に専門家へ相談できる人が2割程度に留まり、残り8割は相談できずにいる状況「二割司法」の解決に取り組んできた。今回、トラブル発生前からそなえることができる弁護士保険を選択肢として提供することで、二割司法の解消へつなげる。
■マネーフォワード <3994> 6,450円 (+350円、+5.7%)
東証プライムの上昇率7位。マネーフォワード <3994> が後場一段高。同社はきょう、みずほ証券が提供する「みずほ証券ネット倶楽部」とのAPI連携(異なるソフトウェアやアプリケーション間で、機能やデータを共有するための仕組み)を開始したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。今回の連携により、同社グループが提供する各サービスにおいて、「みずほ証券ネット倶楽部」上の総合口座の資産残高や保有銘柄などの資産状況を安全・安定的に自動で取り込めるようになるという。また、この日は同社の「マネーフォワード クラウド会計Plus」と、ヴェルク(東京都千代田区)が提供する中小企業向け見積書・請求書作成、販売管理クラウド「board(ボード)」とのAPI連携を開始したことも明らかにしている。
■エン <4849> 1,685円 (+91円、+5.7%)
東証プライムの上昇率8位。エン <4849> が5日続伸。前週末21日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、香港に拠点を置く投資ファンドのオアシス・マネジメントの株式保有割合が11.40%から12.41%に上昇したことが判明しており、これを受けて思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「発行者の経営陣との間で経営方針について意見交換を行い、提出者の提案する事項の一部または全部の実行を通して発行者の中長期的な企業価値と株主価値の保護・向上、及びコーポレートガバナンスを改善することにある」としており、報告義務発生日は8月14日となっている。
■東映アニメーション <4816> 2,988円 (+153円、+5.4%)
東映アニメーション <4816> が大幅反発。23日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「ONE PIECE(ワンピース)」関連のイベント「ONE PIECE DAY’26」で、新作映画2本の制作を決定したことが発表され、アニメ「ONE PIECE」の制作に携わる同社に思惑的な買いが向かったようだ。発表によると、映画最新作「ONE PIECE FILM GOD VALLEY」が27年夏に公開され、29年に「ONE PIECE FILM BAAD」の公開が予定されている。「ONE PIECE」の新作映画は22年8月公開の「ONE PIECE FILM RED」以来約5年ぶりとなり、前作同様のヒットが期待されている。
■三浦工業 <6005> 3,192円 (+148円、+4.9%)
三浦工業 <6005> は高い。英投資ファンドのシルチェスター・インターナショナル・インベスターズが24日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、三浦工株を5.06%取得したことが判明した。保有目的は「企業価値及び株主価値の向上を目的として、資本政策の変更、資本効率の向上、事業構造の見直し、及びコーポレート・ガバナンスの強化等に関する提案を行う方針」としている。報告義務発生日は8月20日。これを受けて思惑的な買いが入った。
■シーイーシー <9692> 2,490円 (+95円、+4.0%)
シーイーシー <9692> が大幅反発し18年12月以来約8年8ヵ月ぶりの高値となっている。前週末21日の取引終了後に、27年1月期の連結業績予想について、売上高を680億円から705億円(前期比7.0%増)へ、営業利益を77億5000万円から83億2000万円(同13.4%増)へ、純利益を56億円から59億円(同13.4%増)へ上方修正したことが好感された。主に官公庁向けの案件が好調に推移していることから、下期に計上される金額が従来予想を上回る見通しとなったとしている。
■松田産業 <7456> 7,040円 (+240円、+3.5%)
松田産業 <7456> が4%超の上昇で7000円台を回復し、今月13日につけた戻り高値7180円クリアを視野に置くほか、アサカ理研 <5724> も3連騰となった。 レアアース関連株が総じて動意含みだ。政治的思惑を背景に中国がレアアースの輸出規制を強めるなか、7月は中国から日本へのレアアース磁石の輸出量が前年同月比で半減したことが取り沙汰されるなど、株式市場でも同関連株の株価を刺激している。なお、高市政権ではレアアースを含む重要鉱物の確保に約6800億円を27年度概算要求として盛り込んでいる。関連株には国策の追い風が改めて意識され、都市鉱山を手掛ける両銘柄にも活躍機会が高まるとの見方が買いを誘導している。
■インフォマート <2492> 610円 (+20円、+3.4%)
インフォマート <2492> が大幅反発。株価は500円台後半から600円近辺で高値圏もみ合いを続けていたが、足もとで買いに厚みが加わり624円まで上値を伸ばし年初来高値622円を奪回、2022年4月以来約4年4ヵ月ぶりの高値圏に突入した。アクティビストとして名を馳せる香港投資ファンドのオアシス・マネジメントが前週21日付で関東財務局に提出した変更報告書によると、オアシスのインフォMT株式保有比率が従来の10.94%から12.13%に増加した。これを手掛かり材料に上値を見込んだ短期筋の追随買いを誘った。
■ヤギ <7460> 1,710円 (+42円、+2.5%)
ヤギ <7460> は反発。前週末21日の取引終了後、投資業のひびき・パース・アドバイザーズによる株式保有割合が6.13%から7.18%に上昇したことが明らかとなり、思惑視した買いが入った。関東財務局に提出された変更報告書によると、報告義務発生日は8月17日。保有目的は「企業価値向上のための建設的な対話を含む純投資」としている。
■パワーエックス <485A> 1,778円 (+39円、+2.2%)
パワーエックス <485A> は3日続伸。この日、岡山県玉野市で製造する大型蓄電システム「Mega Power 2700A」の累計生産台数が500台に到達したと発表しており、好材料視された。「Mega Power 2700A」は、20フィートコンテナに2742キロワット時のリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載した大型蓄電システムで、23年12月に量産初号機を納入して以来、拡大する蓄電システムへの需要に対応する形で着実に出荷を進め、今回の生産台数500台到達となった。
■マルマエ <6264> 2,090円 (+45円、+2.2%)
マルマエ <6264> が高い。半導体製造装置向けを主力に高精度な真空部品などを手掛け、AIインフラに絡む高水準の需要獲得が進む。26年8月期は期中2度にわたる上方修正を経て、営業利益は前期比95%増の41億円予想とほぼ倍増、過去最高利益も大幅更新する見通しだ。そうしたなか、前週末21日取引終了後に中期事業計画の見直しを発表した。28年8月期の営業利益目標を従来計画の56億円から82億円に大幅上乗せしており、これを評価する格好で投資資金が集中した。
■シンプレクス <4373> 1,186円 (+20円、+1.7%)
シンプレクス・ホールディングス <4373> は堅調。前週末21日取引終了後、日本相互証券(東京都千代田区)の新債券トレーディングシステム「BB Super Trade」を開発したと発表した。従来システムからの刷新という。これが手掛かり材料となったようだ。
■ギフトホールディングス <9279> 5,180円 (+80円、+1.6%)
ギフトホールディングス <9279> が続伸。午前10時ごろに26年10月期の連結業績予想について、営業利益を48億円から50億円(前期比48.5%増)へ、純利益を28億8000万円から30億2000万円(同38.2%増)へ上方修正しており、好材料視された。売上高は439億円(同22.4%増)の従来見通しを据え置いたものの、店舗QSCAの継続的な向上や営業時間の延長に取り組んだことで、7月までの国内直営店既存店売上高が前年同期比3.0%増と順調に推移したことが要因。また、上期に続き第3四半期でも食材の調達方法の最適化や製造効率の向上により、食材コストを低減させることができていることから、売上高総利益率が改善する見通しとしている。
■ウェザーニューズ <4825> 2,108円 (+32円、+1.5%)
ウェザーニューズ <4825> は反発。この日、アジア各国の通信規格に対応した小型の高性能気象IoTセンサー「ソラテナPro」の開発を開始したと発表しており、好材料視された。同デバイスは、これまでに同社が現地の気象局とMOU(協力覚書)を締結しているタイやベトナムなどを重点ターゲットとし、来年度から企業や自治体向けに順次販売を開始する予定という。これにより、これまで観測網の整備が難しかった地域においても、安価かつ容易に高密度な気象観測網を構築することが可能になるとしていることから、同デバイスへの期待が高まっているようだ。
■多木化学 <4025> 6,150円 (+80円、+1.3%)
多木化学 <4025> は大幅高で3日続伸。午後1時ごろに、大阪市水道局と環境配慮型水処理凝集剤「膜用PAC」に関する共同研究協定を締結したと発表しており、これを好材料視した買いが入ったようだ。膜用PACは、同社が開発した膜閉塞抑制とろ過水質向上を目指す環境配慮型水処理凝集剤。今回の共同研究では、大阪市水道局膜ろ過試験フィールドで淀川原水を対象に、膜用PACを適用して最適運転条件の確立や同剤の導入を想定した際の水処理ランニングコストの低減とその評価を検証するとしており、ここで得られた知見により、膜用PACの市場浸透を進めるとしている。
■GENDA <9166> 756円 (+8円、+1.1%)
GENDA <9166> は反発。この日午前10時ごろ、サンリオ <8136> と業務提携すると発表した。これまでGENDAが運営する国内外のアミューズメント施設でサンリオキャラクターを活用した景品展開を実施してきたが、今回の提携を機に限定景品の投入頻度・規模を拡大する。また、店舗装飾など顧客接点の演出企画、北米におけるプロモーション・出店についても両社共同で実施し、協業をより一層強化していく。更に、コンテンツのメディアミックス展開を通じた協業も検討を進めていくという。これが買い手掛かりとなったようだ。
■物語コーポレーション <3097> 5,730円 (+60円、+1.1%)
物語コーポレーション <3097> は3日ぶり反発。前週末21日取引終了後、定款を一部変更すると発表した。新たに「旅行業法に基づく旅行業」の項目を追加する。変更理由は「事業領域の拡大および多様化に対応するため」としている。9月開催予定の定時株主総会で決める。今後の業容拡大に向けた期待感が高まっているようだ。
■SMC <6273> 71,800円 (+710円、+1.0%)
SMC <6273> が続伸。大和証券は21日、同社株の投資判断を5段階で真ん中の「3(中立)」から2番目の「2(アウトパフォーム)」に引き上げた。目標株価は6万円から8万5000円に見直した。足もとの業績は当初想定を上回るペースで伸長しており、新マネジメント体制の財務戦略面にネガティブ材料はないことを考慮すれば、当面は利益成長が株価を牽引するとみている。27年3月期の連結営業利益予想は2700億円(会社計画2190億円)としている。
※24日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
戻る
本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。
本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。