ファーマF、前期経常を20%上方修正


 ファーマフーズ <2929> [東証P] が9月9日午前(11:00)に業績修正を発表。26年7月期の連結経常利益を従来予想の20億円→24億円(前の期は25.5億円)に20.0%上方修正し、減益率が21.7%減→6.0%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した2-7月期(下期)の連結経常利益も従来予想の44.3億円→48.3億円(前年同期は19億円)に9.0%増額し、増益率が2.3倍→2.5倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当社グループは、中期経営計画「新価値創造 1Kプロジェクト」を掲げ、ヘルスケア分野において、独自のバイオ技術を基盤として研究開発を通じた新たな価値の創出と高付加価値製品の開発に取り組んでまいりました。BtoB分野においては、主力の機能性素材「ファーマギャバ」が、北米やタイなどの海外メーカーでの新規採用が進み、これらの国での販売が拡大しています。BtoC分野においては、主力ブランドである「ニューモシリーズ」の販売が堅調であることに加え、「ラクトロン錠」「てんらい黄望皇」といった新製品の売上が伸長しました。これらの新製品は、「ニューモシリーズ」に続く収益の柱として着実に成長しています。繊維分野においては、当社独自の卵殻膜繊維「オボヴェール」が経済産業省の「バイオものづくり革命推進事業」に採択され、より付加価値の高い素材とするための研究開発を推進してきました。また、「オボヴェール」は、2025年の大阪・関西万博での展示の反響が非常に大きく、国内外の大手アパレルブランドから多くの引き合いをいただいています。創薬分野においては、厚生労働省の指定難病「カダシル」に対する治療薬開発・商業化に向けて、国立循環器病研究センター(以下「国循」)との独占的実施許諾契約を締結しました。治療法が確立していない難病カダシルの治療薬の承認取得を目指し、国循との共同治験の準備を着実に進めています。一方で、事業環境の変化を踏まえ、当社グループでは、売上高の拡大のみならず、収益性及び資本効率を重視した事業運営への転換を進めてまいりました。各事業分野において、採算性を重視した販売・投資活動や費用の見直しを徹底した結果、当初計画を上回る利益を確保できる見通しとなりました。その結果、売上高は前回予想を下回る一方、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を上回り、営業利益については前年実績を上回る見通しとなりました。中期経営計画「新価値創造 1Kプロジェクト」で培った研究開発力及び事業基盤を今後の成長の礎としつつ、今後は、売上規模の拡大に加えて、より収益性及び資本効率を重視し、持続的に利益を生み出す事業構造への転換をさらに進めてまいります。


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