富田隆弥の【CHART CLUB】 日米でサイコロ「3勝9敗」、反転を示唆



「日米でサイコロ『3勝9敗』、反転を示唆」

◆今回は、テクニカル指標の一つであるサイコロジカルラインから話を進めたい。15日、日経平均株価とNYダウは同指標でともに「3勝9敗」をつけた。同指標は過去12日間の立ち会いでプラス引けとなった日を1勝、マイナス引けとなった日を1敗と数え、「9勝3敗(75%)」以上を高値圏の注意信号、「3勝9敗(25%)」以下を底値信号と見るものだ。仕組みはシンプルだが、意外と的中するのだから侮れない。

◆例えば今年、日経平均株価が高値圏の注意信号である「9勝3敗」をつけたのは8月17日、6月22日、4月16日の3回。逆に「3勝9敗」をつけたのは3月30日・31日のみで、今回はそれ以来の底値信号となる。これらの位置を日足チャートでチェックいただければ、その精度の高さがお分かりいただけると思う。

◆日足のテクニカル指標ではもう一つ、順位相関指数(RCI、9日線、25日線)を確認してみよう。日経平均株価、NYダウともに、RCIの各線が底値圏に集まってきている。そして週足チャートでは、どちらも26週移動平均線に差し掛かってきた。夏場からだらだらと調整を続けてきた日米株価だが、テクニカル指標は反転(上昇)の接近を示唆している。

◆17~18日開催の日銀金融政策決定会合の結果は、本稿執筆時点では不明だ。しかし、今週は15~16日に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想どおり0.25%の利上げが決まり、日本では17日に内閣改造が行われた。マーケットでは金利や原油価格の上昇など懸念要因がくすぶるものの、イベント通過によってアク抜けとなり、「彼岸」を機に戻りを試すことも想定される。

(9月17日 記、次回は10月3日に掲載予定)

情報提供:富田隆弥のチャートクラブ

株探ニュース


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