日本色材、今期経常を一転23%減益に下方修正


 日本色材工業研究所 <4920> [東証S] が10月7日大引け後(17:00)に業績修正を発表。27年2月期の連結経常利益を従来予想の2億7500万円→1億1600万円(前期は1億5100万円)に57.8%下方修正し、一転して23.2%減益見通しとなった。
 同時に、3-8月期(上期)の連結経常損益も従来予想の3300万円の黒字→1400万円の赤字(前年同期は9000万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2027年2月期の第2四半期(中間期)におきまして、化粧品業界では、中東情勢緊迫化等の地政学的リスクが高止まり、需要は堅調に推移していると見られるものの、輸入増や一部新製品発売の先送りの動きも見られるなど、国内化粧品メーカーの出荷伸び悩みが見られます。加えて原油由来製品を始めとする各種インフレの影響が続いており、特にメイクアップの分野では、各種コスト増の価格転嫁が十分に進んでおらず、業界として収益性にマイナスの影響を及ぼしているものと推測されます。 (個別業績) 当社におきましても、第2四半期(中間期)は、中東情勢緊迫化もあって国内化粧品メーカーからの受注が期初時点の前回発表予想値を下回ったのに加え、海外化粧品メーカーからの大口受注も一部先送りとなった事もあり、売上高は前回発表予想値を下回りました。また、原油の価格高騰や供給不安を受けた原油由来製品を中心としたインフレによる費用増が大きく、各種コスト圧縮努力を継続しましたがインフレの受注価格への転嫁は十分に進まず、利益も前回発表予想値を下回る見込みです。 2027年2月期の通期個別業績予想につきましても、第3四半期は受注の低迷が続いており、第4四半期には受注回復の動きが見られるものの、第3・第4四半期の売上高は第2四半期(中間期)を下回る見込みで、通期の利益も前回発表予想を下回る見込みです。なお、2026年9月3日に稼働を開始した小諸工場は、現時点では費用計上が先行しておりますが、今後徐々に稼働を向上させていく予定です。 (連結業績) 連結業績の第2四半期(中間期)におきまして、フランス連結子会社であるTHEPENIER PHARMA & COSMETICS S.A.S.及びNippon Shikizai France S.A.S.は、医薬品及び化粧品の受注が回復してユーロ建て・円換算後共に売上高は増収、人件費や諸物価の高騰はありますが両社合計として業績は予想を上回る見込みです。連結業績では、売上高は国内の受注下振れをフランス連結子会社の増収と円安効果で打ち返して前回発表予想値を上回りますが、利益はフランス連結子会社の回復を国内の減益が上回って前回発表予想値を下回る見込みです。 2027年2月期の通期連結業績予想につきましては、フランス連結子会社が医薬品及び化粧品の受注回復の継続で通期業績が予想を上回る見込みの中で、個別業績予想の下振れが大きく、通期連結業績は、売上高は前回発表予想値並みとなる見込みですが、利益は前回発表予想値を下回る見込みです。 (注)上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後発生する様々な要因により当該予想値と異なる結果となる可能性があります。


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