話題株ピックアップ【昼刊】:ティアフォー、ブシロード、キオクシア
■ティアフォー <593A> 2,368円 +233 円 (+10.9%) 11:30現在
ティアフォー<593A>が頑強。新基準の東証株価指数(TOPIX)にグロース銘柄から追加されることとなった同社は、自動運転関連株の筆頭格として幅広い投資家層から根強い人気を持つ。この日は、TOPIXに採用されることになったスタンダード・グロース銘柄が材料出尽くしと受け止めた売り物に押されるなかで、ティアフォー株については機関投資家とみられる資金が朝方から流入。個人投資家の関心も同社株にシフトする格好となった。寄り付き後は戻り売りが顕在化する場面があったものの、買い意欲は旺盛な状況となっており、日足・チャート上では25日移動平均線を一気に上抜けて上値指向を強めている。
■ブシロード <7803> 478円 +15 円 (+3.2%) 11:30現在
ブシロード<7803>は高い。7日の取引終了後、7月30日にブースターパック第1弾を発売した新作トレーディングカードゲーム(TCG)「パルワールド オフィシャルカードゲーム」の累計世界出荷予定数が11月初旬までに1100万パックを突破すると発表しており、材料視した買いが集まっている。10月30日にはブースターパック第2弾「目覚めし伝説」を発売する予定となっている。
■キオクシア <285A> 18,450円 +550 円 (+3.1%) 11:30現在 東証プライム 上昇率9位
キオクシアホールディングス<285A>が4日ぶり反発。前日の米株式市場において、主要な半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1%を超す下げとなったものの、キオクシアと同業のサンディスク株は、前日はプラス圏で終え75日移動平均線割れを回避した。また日本取引所グループ<8697>は7日、キオクシアの東証株価指数(TOPIX)の浮動株比率について従来の15%から11月末までに50%に引き上げると発表した。浮動株比率の引き上げ自体は市場に一定程度織り込まれていたが、今回の措置によって指数連動型のパッシブファンドによる買い需要が見込まれており、株価のサポート要因として機能しているもようだ。日本取引所は指数連動運用や市場への影響を緩和する観点から、2段階でキオクシアの浮動株比率を引き上げ、10月末に32.5%、11月末に50%とする予定だ。
■エン <4849> 1,773円 +50 円 (+2.9%) 11:30現在 東証プライム 上昇率10位
エン<4849>は反発し、年初来高値を更新した。7日の取引終了後、香港に拠点を置く投資ファンドのオアシス・マネジメントによる株式保有割合が14.54%から15.63%に上昇したことが明らかとなり、思惑視した買いが入っている。関東財務局に提出された変更報告書によると、報告義務発生日は9月30日。保有目的には「提案する事項の一部または全部の実行を要請することを通じて、発行者の中長期的な企業価値と株主価値を保護・向上させるとともに発行者のコーポレート・ガバナンスを改善すること」などを挙げている。
■コクサイエレ <6525> 10,050円 +220 円 (+2.2%) 11:30現在
KOKUSAI ELECTRIC<6525>は底堅く推移している。SBI証券が7日付で投資判断「買い」を継続した上で、目標株価を1万6000円から1万9000円へ引き上げた。足もとの業界環境の好転を織り込んだ。カタリストは想定を上回るAIサーバー投資の活性化と半導体設備投資の更なる増加、フラッシュメモリーメーカーの設備投資本格化など。ダウンサイドリスクは米中貿易問題の先鋭化による中国への半導体製造装置の禁輸などとしている。これが株価に浮揚力を与えているようだ。
■ツルハホールディングス <3391> 2,128.5円 +43.5 円 (+2.1%) 11:30現在
ツルハホールディングス<3391>は3日ぶりに反発している。7日の取引終了後、27年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算を発表した。売上高が1兆2755億1400万円(前年同期比2.3倍)、営業利益が547億7000万円(同92.6%増)だった。同社は2025年12月にウエルシアホールディングスと経営統合を実施。統合シナジーによる粗利改善などにより、のれん償却額を補って大幅増益を達成した。ツルハグループの粗利率が0.6ポイント、ウエルシアグループの粗利率が0.4ポイント改善しており、好感した買いが集まっている。
■大塚ホールディングス <4578> 11,600円 +125 円 (+1.1%) 11:30現在
大塚ホールディングス<4578>は堅調。7日の取引終了後、成人患者を対象としたIgA腎症治療薬「VOYXACT(シベプレンリマブ)」について、米国グループ会社の大塚ファーマシューティカルD&Cが米国食品医薬品局(FDA)に対する生物製剤承認一部変更申請(sBLA)の段階的提出を現地時間6日に完了したと発表。正式承認取得に向けた動きが好感されているようだ。同社はシベプレンリマブを今後の成長を牽引する製品群の1つと位置付けている。
■エービーシー・マート <2670> 2,797.5円 +29.5 円 (+1.1%) 11:30現在
エービーシー・マート<2670>が反発している。7日の取引終了後に27年2月期の連結業績予想について、売上高を4008億円から4030億円(前期比6.4%増)へ、営業利益を656億円から672億円(同6.2%増)へ、純利益を464億円から477億円(同2.9%増)へ上方修正したことが好感されている。上期業績が計画を上回ったことに加えて、下期も物価の上昇や円安を背景に企業収益や個人所得の増加、インバウンドの増加が継続すると予想し、引き続き客単価の上昇による売上高の拡大を見込む。同時に発表した8月中間期決算は、売上高2022億9800万円(前年同期比6.4%増)、営業利益361億3100万円(同7.4%増)、純利益259億3100万円(同6.6%増)だった。
■ベイカレント <6532> 8,277円 +67 円 (+0.8%) 11:30現在
ベイカレント<6532>が3日続伸し、新値追いとなっている。同社は7日、八雲法律事務所(東京都千代田区)と業務提携し、サイバーインシデント発生時における対策本部の経営判断をビジネスと法律の両側面から支える「危機対応サービス」の提供を開始したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。危機対応サービスは、サイバーインシデントへの平時の備えから有事の対応まで、クライアント企業に伴走して支援するサービス。それぞれが持つ知見をあわせ、有事に判断が止まらない支援を提供することで、クライアント企業の事業継続と信頼の維持につなげるとしている。
■エターナルG <3193> 1,308円 +9 円 (+0.7%) 11:30現在
エターナルホスピタリティグループ<3193>がしっかり。7日の取引終了後に発表した9月度売上高で、国内「鳥貴族」直営店の既存店売上高が前年同月比1.6%増と3カ月連続で前年実績を上回ったことが好材料視されている。客数が同1.0%増、客単価が同0.5%増といずれも前年実績を上回った。
■クボタ <6326> 2,574円 -201 円 (-7.2%) 11:30現在 東証プライム 下落率トップ
クボタ<6326>やコマツ<6301>は大幅反落している。米FTC(連邦取引委員会)と農務省(USDA)が7日、反競争的行為の可能性を含む農業機械の製造・流通市場の調査を開始し一般からの意見募集を行うと発表。同日の米国株式市場ではキャタピラー<CAT>やディア&カンパニー<DE>などへの売り圧力が高まり、きょうの東京市場においても農機関連銘柄の重荷となっている。やまびこ<6250>や井関農機<6310>なども安い。
■八洲電機 <3153> 2,938円 -192 円 (-6.1%) 11:30現在 東証プライム 下落率4位
八洲電機<3153>や大同メタル工業<7245>、KLab<3656>が安い。日本取引所グループ<8697>は7日の取引終了後に新基準のTOPIXの構成銘柄を公表。段階的ウエイトの低減が実施される「移行措置銘柄」も発表した。移行措置銘柄は683銘柄あり、四半期ごとに8段階でウエイトが低減され、2028年7月末に除外となる。ただし27年10月の再評価で基準を満たす銘柄については、段階的ウエイトの低減を停止する。8日の東京市場では移行措置銘柄の一角の下げが目立っており、パッシブファンドによる段階的な株式放出による需給悪化リスクが意識されているもようだ。ブックオフグループホールディングス<9278>やプロレド・パートナーズ<7034>も株価水準を切り下げている。
■CKD <6407> 5,640円 -290 円 (-4.9%) 11:30現在
CKD<6407>は3日続落。7日の取引終了後、既存株主を売り出し人とする357万800株の売り出しと、上限53万5500株とするオーバーアロットメントによる売り出しを実施すると発表しており、株式需給の一時的な悪化を警戒した売りが優勢になっている。株式市場で政策保有株式を見直す動きが進むなか、同社株式を保有する金融機関を中心に協議を進め、売却の合意を得た。株主層の拡大と株主構成の多様化を図る。売出価格は10月19日から22日のいずれかの日に決める。同時に取得総数130万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.94%)または取得総額50億円を上限とする自社株買いを行うと開示した。株式需給への影響を緩和する。株式の取得は売出価格決定日に応じて10月27日から30日のいずれかから始め、12月30日まで実施。東京証券取引所における市場買い付けを行う。
■ニッスイ <1332> 1,070.5円 -36 円 (-3.3%) 11:30現在
ニッスイ<1332>は4日ぶりに反落し、年初来安値を更新した。7日、低温物流子会社の日水物流でシステム障害が発生したと発表。日水物流で取り扱う商品の入出荷ができない状況になっているとしており、嫌気した売りが出ている。原因は委託先のデータセンターへの第三者による不正アクセスとみられているという。ニッスイグループが管理する個人情報や顧客データの外部流出については現在確認を進めている。
■ニデック <6594> 2,124円 -41 円 (-1.9%) 11:30現在
ニデック<6594>が軟調推移。同社は9月30日に関東財務局に26年3月期の有価証券報告書を提出したものの、監査法人が「意見不表明」としたことで、上場廃止リスクが意識されている。こうしたなか、香港のアクティビストであるオアシス・マネジメントが10月7日、ニデックの一連の開示内容に「株主として深く失望している」としたうえで、取締役会に対し非公開化案の初期的検討を速やかに開始することを強く要請するとの声明を公表。「非公開化案の初期的検討は、意図しない上場廃止への備えとなり、上場を維持できた場合にも、同社の企業価値の最大化に資するものだ」との見解を示した。もっとも上場廃止リスクが警戒されているニデック株について買い向かう姿勢は限られており、オアシスの声明に対する株価の反応は限定的となっている。
■TWOST <7352> 362円 +80 円 (+28.4%) ストップ高 11:30現在
TWOSTONE&Sons<7352>が急反発している。同社はきょう、グループのTWOSTONE SyncがLayer8(東京都港区)と業務提携し、サイバーセキュリティー領域に参入すると発表。これが材料視されているようだ。Layer8は、AIセキュリティー技術を開発するスタートアップ企業。サイバーセキュリティー領域参入における第1弾のサービスとして、Webアプリケーション・API向けペネトレーションテスト(攻撃者の視点でシステムへの侵入を試み、実際に悪用できる弱点を洗い出す検証)の提供を開始するとしている。
●ストップ高銘柄
サイバSOL <436A> 2,061円 +400 円 (+24.1%) ストップ高 11:30現在
カウリス <153A> 2,767円 +500 円 (+22.1%) ストップ高 11:30現在
S&J <5599> 1,675円 +300 円 (+21.8%) ストップ高 11:30現在
BBSec <4398> 2,822円 +500 円 (+21.5%) ストップ高 11:30現在
など、9銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
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