外為サマリー:152円80銭台で推移、利益確定目的の円買いで伸び悩む


 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=152円83銭前後と前日午後5時時点に比べ50銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=165円24銭前後と同41銭程度のユーロ安・円高で推移している。

 衆院選で自民党と公明党の与党が過半数を確保できなかったことを受けて、前日は急ピッチなドル高・円安が進行したが、29日は利益確定目的のドル売り・円買いの動きが優勢となった。米長期金利が時間外取引において小幅に低下したことも、日米金利差の拡大を見込んだポジションを巻き戻す目的のドル売り・円買いを誘った。午前中には加藤勝信財務相が、為替相場に関して「投機的な動向も含め市場動向を、緊張感を更に高めて注視したい」と発言したと伝わったが、為替相場の反応は限られた。今後の米経済指標などを見極めたいとの姿勢は強く、積極的な売買は手控えられた。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0811ドル前後と同0.0008ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。


出所:MINKABU PRESS


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