ディスコが群を抜く大商いで急騰、AI用半導体向け装置好調で見直し買い機運


 ディスコ<6146.T>が急騰、一時前日比13%を超える上昇で4万6000円台まで駆け上がった。売買代金は全市場を通じて群を抜き、株価も5日・25日移動平均線を大陽線で上放れマーケットでも注目が集まっている。生成AI市場の急成長が続くなか、AIサーバーに使われるAI用半導体需要も急増しており、特に画像処理半導体のGPUとセットで搭載される高速DRAM技術を代表するHBM(広帯域メモリー)にも高水準のニーズが発生している。そうしたなか、市場では「同社は研削や研磨などHBM向けの精密加工装置で恩恵を享受しており、足もと出荷が急増傾向にあることが好感されているもようだ」(中堅証券ストラテジスト)としている。株価は9月9日に年初来安値3万1730円をつけたが、これは7月中旬につけた上場来高値6万8850円半値以下の水準。わずか2カ月間での急落であり、時価も戻りは限定的であることから、実態との比較で目先水準訂正を見込んだ機関投資家とみられる大口の買いを呼び込んでいる。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。