エクセディが急伸し新高値、上限28.71%の自社株買いと配当予想の増額修正を発表


 エクセディ<7278.T>が急伸し、上場来高値を更新した。29日の取引終了後、取得総数1200万株(自己株式を除く発行済み株式総数の28.71%)、取得総額300億円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。また、25年3月期の年間配当予想を80円増額し200円(前期比80円増配)に修正した。同社を巡っては、旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンスの保有割合が21%超となっている。アクティビストからの圧力が強まっていたとみられるエクセディの株主還元姿勢に対し、市場はポジティブな反応を示している。

 自社株の取得期間は10月30日から来年10月29日まで。更に、同社は27年3月期までの中期計画期間中、年200円以上の配当を行い、中計期間終了後はDOE(株主資本配当率)4%を目指し、適正な自己資本額の超過分について配当を中心に還元をする方針を示した。25年3月期については、中間配当を従来予想から40円増額し100円で決定。期末配当予想もこれまでの予想から40円上積みし、100円とした。

 同時に発表した25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上収益が前年同期比1.7%増の1537億9900万円、最終利益が同17.4%増の63億400万円だった。

出所:MINKABU PRESS


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