武田が25年3月期業績予想を上方修正


 武田薬品工業<4502.T>がこの日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を4兆3500億円から4兆4800億円(前期比5.1%増)へ、営業利益を2250億円から2650億円(同23.8%増)へ、純利益を580億円から680億円(同52.8%減)へ上方修正した。

 米国で特許切れした注意欠陥/多動性障害(ADHD)治療薬「ビバンセ」について、後発品の市場浸透が想定よりも緩やかであったことに加えて、その他製品が好調に推移していることや前提為替レートの見直しなどが要因としている。

 同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高2兆3840億円(前年同期比13.4%増)、営業利益3505億7600万円(同2.9倍)、純利益1872億9400万円(同4.5倍)だった。為替相場が円安に推移したことに加えて、血漿分画製剤、消化器系疾患、オンコロジー(がん)、希少疾患及びワクチンの各事業が好調に推移したことが牽引した。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。